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Diary : ぴくちゃんすー

チャンピックス、と聞いてピンとくる人はきっと経験者、もしくはその近親者だろう。いわゆるあれ、禁煙補助剤というやつです。実は10日ほど前から 飲み始めてます。先週は「薬とともにタバコ吸ってもいいよでもだんだん美味しくなくなるよ期間」だったんだけど今週頭から「もう吸うな期間」。薬に頼らな いとやめられないというのも情けない話だけど10年ほぼ毎日続けてきた習慣をバタッと止めるのはやっぱりしんどいんです。ちなみに本格的にやめようとしてるのは初めてです。(3回も禁煙に成功した!とかいう人いるけどそもそもおかしな話だよね)

「あ、 明日から食事は一切とらないでください。栄養分はこの錠剤で摂取できるのでそこは心配ないでーす」とか言われたらどうよ?食べること思い出しちゃうよね? いまそんな心境。まぁ薬のおかげなのかどうにか持ちこたえてるけど失ったモノはデカい、まだそんな気がするね。「あれ…ペットのゴンタどこいった?」「最 初からそんなのいないよ」「うそやん!昨日までいたやん!」「気でも狂ったんじゃないの?」「(オロオロ…)」みたいななんとも言えない感じ。そしてこう いう気持ちすらいずれ薄れていくことに対してもなんだか寂しくて悔しい。風化していく事件とか戦争とかのこと忘れないで!という人の気持ちも少しわかる気 がする。

そもそも止めることにした理由は特にないんだけど、「いつかやめようか…」のタイミングがたまたま今だった、というくらい。まぁ 年々体は衰えてるし、階段ですぐ息切れするし、肩こりがちだし、歩き回ると土踏まず痛くなるし、どんどん太るし、玉ズレするし(上海日記参照)、なんらか の健康対策が必要と感じた時に一番後ろめたかったのが喫煙でもあったので。まぁ長い目で見たら金銭的にも健康的にも時間的にも違うことに費やせるわけで。 何か新しいことはじめてみようかな。

「ゴリラの赤ちゃんを抱く」「トイレで勢いよく放尿」「AKB峯岸からライブのお誘い」「1限 目から体育」「タイ人とサッカー」…。ちなみにチャンピックスにはいくつか副作用があって、吐き気とか鬱気味になるとかに加えて「普段と違う夢を見る」と いうのがあって上記は最近の夢メモ一覧。確かにいつもと違う気がする。というか夢をよく覚えてる気がする。そして出てくるメンバーが大体10年以上前に知り合った人とか(峯岸のみ例外だけど特別な思い入れはない)がほとんど(さらに言うとゴリラ飼ったことも抱いたこともない)。10年以上、というのがちょうどタバコ吸う時期とクロスしてるんだけど何か関係があるのか…これが噂のグランドクロスか!

ちなみにこれも10年近く前に書いた漫画の1シーン。

Diary : いま着てるTシャツがくさい

以前ViewPoint Galleryのコンペでもらった$100クーポンを使って、blurbで自分用のブックを作成中。あれもこれもと載せているうちに160ページ超…まぁ自分用だから載せたいやつは全部載せよう。これまでの2年半の集大成的な感じになる予定。あまり複雑なレイアウトにはしてないけどやっぱ余白のとりかたとかって絵の印象に大きく影響するね…。色々悩んだあげくかなりお上品な仕上がりになりそうです。

Travel Diary in Shanghai, Day 5 : みんななにしてんのさ。

上海緑地シリーズ:裸父

8月13日(木)

最終日は宿をチェックアウトし、宿から歩いて遠くの駅をめざし、また3日目と同じマッサージ屋さんに行って(前回とは別の施術師さんで、レベル3のくせにあまりよくなかった)、その下のフロアにあった「九州屋」という日本料理屋さんで寿司と担々麺食べて空港に向かった。途中気づいたら電車が折り返してて無駄に1時間くらいロスして離陸30分前に空港につく、というギリギリの事態になっちゃったんだけど結局飛行機自体が1時間半くらい遅れてて助かった。以上。やっぱこういうのは毎日書かないとだめやね。夏休みの宿題のようにまとめてやろうと思うとこんな感じでしりすぼみになっちゃうね。みんなもコツコツがんばろうね。

上海緑地シリーズ:落ち込む少年

一応全体的な感想を。アジアの街を歩くといつも思うんだけど、あの人何やってるんだろう、という人が多い。寝てる人、座ってる人、なんかよくわから ないけどそこに立ってる人。たぶんそう感じるのは日本にそういう人が少ないからだろうな。日本では家の外に出るのに目的がいるらしい。どこかへの移動とか 用事のためではなく外にいるのは不審者、みたいな考え、ちょっとあるよね。

上海緑地シリーズ:落穂拾い

老人とかはたまになんとなく座ってたりするけど、だいたいの人は誰かを待ってるとかの目的がある。何もないなら家にいろ、と。子どもたちもアジアで は深夜でも遊びまわってるのがいっぱいいるけど(あれは全部ストリートチルドレンなのか?)、日本では日が沈んだらみんな帰るよね。安全に対する意識の違 いなのか、そういう文化とか人間性の問題なのか。単純に人口密度の違いかもしれないけど、写真撮り歩くのならいろんなところに人がいてくれる方が嬉しい。 特に上海は昼でも夜でも比較的安全な印象だった。もっと中心街から離れたところに行けば変な輩もたくさんいるんだろうけど。

上海緑地シリーズ:辛い練習

まぁしばらくは再訪することはないだろうけど飯とネット環境がどうにかなればまた行ってみたいな。でも行くならまず北京かな。勝手なイメージだけど もっとどんよりしていそうな感じ。謝謝。とかなんとか考えてるところで天津大爆発事件が起きた。中国は何かと爆発するとか言われてたけどそんなことねぇ じゃん、って思ってたらこれだよ。帰国してから知ったんだけど…天津行かなくてよかった…。

上海緑地シリーズ:警備

上海緑地シリーズ:潜む家族

上海緑地シリーズ:女待ち

上海緑地シリーズ:いえーい

で、帰国翌日に以前注文していたGreg Girardの「Phantom Shanghai」って本が届く。遅いよ。都市のコントラストっていう意味では自分も似たような絵を探してたんだけどすごく踏み込んで撮ってるなぁ、って 感じた。自分はもっと表面から撮ってますが…どうまとめられるか…乞うご期待。この人いろんな街で撮ってて面白いので見てみてちょ。  http://www.greggirard.com/

いま諸々上海写真を編集中。最近興味のあったAlexander GronskyZhang Kechunを 頭の片隅に置きながら撮った「都市と人」のコントラストのようなものをうまくまとめたいのだが…上記2名のように(おそらく)綿密なロケハンに基づくもの ではないお散歩スナップなのでどこまで力強いものに仕上がるか…。今回はあえてコントラスト低めに現像して絵面のインパクトは最小限にとどめた感じにする 予定。