Blog

5〜6月の鑑賞記録

いやぁ…相変わらず先の見えない日々が続くな…こんなときにサブスクサービスは非常に助かる…。


■映画「宮本から君へ」@Amazon Prime Video
原作のあのパートをよくこのテンションで映画化したな…っていうのが第一印象。漫画を読んだ後に近いザワザワ感はあるけど…やっぱ実写だと熱すぎるかな…。スポーツ見たあとみたいな拍手が出そう。

■映画「犬猿」@Amazon Prime Video
気楽に見れる感じのドタバタ人間ドラマ。人間くさい感じはするんだけど争ってる中身は結構浅い気もする。人間なんて浅いもんなんかもね。

■映画「旅のおわり世界のはじまり」@Amazon Prime Video
なんとなく舞台となる国に惹かれて。大したできごとはないけど異国の魔力みたいなのはあるよね。最後の歌は違和感。

■映画「37セカンズ」@Netflix
事前の印象ほど良くなかった。色々詰め込みすぎたのか?展開の都合が良すぎるのか?あんな献身的な青年おるか?

■映画「エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ」@Amazon Prime Video
評判の割にはちょっとオーソドックスな思春期ものだったような気もする。こういう年齢のクソガキ感あるドタバタは好きなんだけど。ゴーストワールドがまた見たくなった。

■ドラマ「アンオーソドックス」@Netflix
ミセスメイゼルは昔の話だったけどこちらは現代版のユダヤコミュニティの話。弱い立場から徐々に自分の世界を積み上げていこうとする感じがいい。とはいえまだ続きを見てみらんと判断できんかな…。期待。

■映画「ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから」@Netflix
誰かもツイートしてたけどいかにもNetflixらしい話。好きな感じではあるけどいろんなネトフリ映画やドラマを寄せ集めたような…。面白いのはこれから、といいつつこれで終わり?という印象もあるけどそういう人生のいい序章的な期間ってことなのね。歌うシーンは良かった。

■映画「ゼイリブ」@Amazon Prime Video
なんとなく気になってたB級SFホラー?スケールはでかそうなんだけど色々消化不良のまま終わった感じもする。予算の都合か。この時代ならではの映像の胡散臭さは好き。

■映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」@Netflix
予告とか観た印象通りなんだけどほっこりといい感じだった。アメリカの中古物件の内覧システムとかってなんかイベント感あって面白いね。ニューヨーク住まんくてもいいから行ってみたいな。

■映画「ビースト・オブ・ノー・ネーション」@Netflix
止むを得ず兵士になった少年の話。ドキュメンタリー的なあれ?な終わり方だった気がするけどこれフィクションよね?まぁその消化不良な感じも現実世界の問題とリンクしてるんだろうな…。総合的には面白かった。

■映画「天国と地獄」@Amazon Prime Video
急に黒澤映画を見たくなって評判の良かったこれを選んでみた。最初はひとつの建物だけの密室劇かと思ったけどそうじゃなかった。そのままの方が緊張感あって良かったのに。最終的に物語はうまく収まるんだけど犯人のポジションというか伏線的な扱いが…なんとなく納得いかなかった。

■映画「男はつらいよ(1作目)」@Netflix
なんだかんだでちゃんと観るのははじめてかも!な感じだったので1作目から観てみた。やっぱ50年くらい前の作品だけあって風景はもちろん、家族観とか男女観みたいなのがかなり現代と違ってその辺が興味深いね…。せっかくNetflixに全部あるのでもっとあさってみようかな。全部は観んけど。

■映画「マイノリティ・リポート」@Netflix
タイトルだけ知っててみようと思ってたやつ。20年前につくられた近未来のSFだけど今でも十分楽しめるな。ただしタイトルのつけ方は…ここを抜粋するのか…という印象。

■ドラマ「私の“初めて”日記」@Netflix
インド系アメリカ人のハイスクール性春モノ。この一言で連想される感じにぴったりとおさまる感じの安定感のある作品だった。気軽に楽しめる。シーズン2ありそうな終わり方だけどぜひインドに舞台を移してほしいな。それにしてもNetflixのダイバーシティへの配慮すごいな…。

■映画「ショートターム」@Amazon Prime Video
どこかでみたと思ったらキャプテンマーベルの女優か!ここでは全然違うキャラだけど。評判どおり良かった。とはいえ当事者だけで閉じていくようなアンタッチャブルな世界についてのモヤモヤする感じがあった。

■アニメ「ミッドナイトゴスペル」@Netflix
クセモノ感ぷんぷんしてたけどかなりクレイジーだった。全体的に早口だし内容難しいから字幕見てたら映像見れんし、映像見てたらセリフが頭に入ってこん。おそらくそのくらいのテンポも含めて計算されてるんだろうな…。よくわからないモヤモヤだったけど最終話でなんとなくまとまったような気もする。

■映画「チョコレートドーナツ」@Netflix
これはタイトルが悪い。原題の通りANY DAY NOWって言われた方が見る気になったと思う。I shall be released好きだし。もっと温かいだけのストーリーかと思ってたけどマイノリティのあがきを描いたいい作品だった。もっと早く見れば良かった。

■映画「ライオン 25年目のただいま」@Netflix
想像以上にインド感の強い映画だった。実話を基にすることによるリアリティとともに映画的に加えられた点などについても考えてたらちょっと萎えた。

■映画「友だちのパパが好き」Amazon Prime Video
想像以上に淡々としたシュールさとか会話の間とかが好みな映画だった。ストーリーより1シーン1シーンの空気を楽しむ感じっていうか。あとで知ったけどこれソフトバンクのCM作ってる人が監督なのか。少し納得。

■映画「別離」@Amazon Prime Video
イラン映画、っていうだけで文化的な発見とか、すでにポイント底上げされる感じがあるけど、それを差し引いても面白かった。みんなが止むを得ず少しずつ嘘をついてみんなが不幸になっていく感じ。世界の縮図的な感じで興味深かった。演技もすごく自然な気がしたけど展開的にはガチガチだから脚本がみっちりつくられてるんやろうね。

■映画「地上の星たち」@Netflix
ご存知アーミル・カーンが監督も務めてるインド映画。暗い前半とだんだんポジティブになっていく後半で非常にわかりやすい展開だったけど安直すぎる気もする。あと、インド映画だから仕方ないけど歌のパートが多くて全体の尺も長い。

■映画「ミス・アメリカーナ」@Netflix
テイラー・スウィフトには何の思い入れもなかったけど、カントリーミュージックの少女が世界的ポップスターになる過程や、政治的なものとの間で葛藤する姿は格好良かった。

■映画「フランシス・ハ」@Netflix
若者のアンサクセス?ストーリー。好きな感じだけど主人公のダメさ加減があまり愛すべきダメさじゃなかった気がした。そして都合よく話が落ち着いたのもやや不満。好きな感じだけど。あとで知ったけどこの人がグレタ・ガーウィグか。

■映画「ブレックファスト・クラブ」@Netflix
ティーンの青春モノは好きだけど、これは時代のせいなのか、ノリの古さとかがあまりあわなくて楽しめなかった。一応名作っぽい扱いなのか…。

■映画「ブラック・クランズマン」@Amazon Prime Video
黒人警官が白人のふりしてKKKに迫る話。なかなかスリルがあって面白かったけど最初から白人だけでやったらもっとスムーズになったんじゃないか、という気もする。それだと気持ちが入らんのかな。

■映画「セールスマン」@Netflix
先日見た「別離」と同監督のイラン映画。別離に近い葛藤とか善悪が溶けて気持ち悪くなる感じとかは似てるけど、展開の面白さとか緊張感とか総合的に別離の方が上だった。

■映画「きみの鳥はうたえる」@Netflix
ダラダラした3人の若者のダラダラした日々。すごく狭い世界だけどいい世界だった。染谷(静雄)のあのふわふわした感じはすげぇな。何がすげぇかわからんけど他にあんなひょうひょうとできる人いないんじゃないかってくらいふわふわひょうひょうしてた。

■アニメ「トゥカ&バーティ」@Netflix
ボージャックホースマンのスタッフがつくった、もうちょっとポジティブで楽しげなやつ。鳥が主人公。ボージャック〜同様にキャラクターデザインとかはすごく好きだけど(植物のキャラとかいいよね)ちょっと浅い感じもした。トゥカがかなりフワちゃん感あった。

■映画「ゴーン・ガール」@Netflix
途中まではサスペンスな緊張感がいい感じだったけど、結局あの女性のメンヘラ的なのが原因なの!?ってなったらトーンダウンしたし終わり方も釈然としないし…デビッドフィンチャー的でもあるけど…悪い意味で。

■映画「ぼくらと、ぼくらの闇」@Netflix
全然事前情報なく適当に見た。シンプルだけど殺人にまつわる罪悪感や緊張感は良かった。ヒロインも綺麗だった。ただ終わり方にもう一捻り欲しかった気がする。

■映画「天気の子」@Ntflix
噂のあれ。たしかに映像表現の技術的にはすごいのかもしれんけどストーリーとかは幼い感じがした。ある意味新海らしいのかもしれんけど…君の名は、の方がトータル的に見て上だったと思う。中高生だったらもっと楽しめるんかな…。

■映画「君の名前で僕を呼んで」@Amazon Prime Video
思ったよりピュアな恋愛ものだった。あんまり共感はできなかったけど舞台になってる街は優雅で綺麗だったなぁ。

■漫画「ビリーバーズ/山本直樹」@Kindle
突然山本直樹が読みたくなって。オウムとか連合赤軍とか色々なエッセンスが入りつつもコンパクトにまとまった人体実験、という感じで面白い。レッドは長いので途中でやめちゃったけどこのくらいがちょうどいい。ちょいちょいエロいし。

■漫画「ありがとう/山本直樹」@Kindle
山本直樹つながりで有名なこちらも。かなりクレイジーな世界観は映画ビジターQを思い出した。めちゃくちゃ大変なことが起きてるのになぜか一部の人物は冷静だったりする感じがフワフワしてなかなか入り込めなかった。

■アニメ「リック・アンド・モーティ シーズン1」@Netflix
BTTFのパロディ設定をベースにいろいろクレイジーに絡めたアニメ。まぁまぁ面白いけど1シーズンだけでとりあえずいいかな…。どちらかというと本家BTTFが見たくなる。

■ドラマ「13の理由 シーズン4」@Netflix
前シーズンですでにそうだったけど、もう13の理由もハンナの死も遠い遠い話になっちゃったんだな…。スピンオフがずっと続いてる感じ。とはいえ毎話緊張感はあって続きが気になるので結構面白いんだと思う。13の理由としてはシーズン1で完結してたのでそこから先はベターコールソウルみたいに別タイトルで分けてやったらよかったのに。あと、ゲイとかバイとかが多すぎるのが逆に気になる。アファーマティブアクション的なやつか?Netflixのスタンスがよくわかるキャスティングでもある。

■短編映画「カメラを止めるな!リモート大作戦!」@You Tube
外出自粛環境でのリモート制作映画。インディーズの手作り感はいいんだけどストーリーもクオリティもイマイチだった。真魚のキャラは自然でよかったけど。

■短編映画「CURVE」@Vimeo
twitterで流れてきたやつ。コンクリートの斜面に女性が引っかかってるだけの映画で、それ以上でも以下でもない感じ。緊張感はあるけど何かひねりが欲しかった。短編だとしても。

■映画「127時間」@Amazon Prime Video
最近何かで紹介されていたので興味を持って。ただしその紹介で若干結末的なことを聞いていたのであまり驚きはなかったけどなんか…スポーツ見ているみたいなすがすがしさがあった気がする。これはダニーボイル色なのか?

■エッセイ「結婚の奴/能町みね子」
とても読みやすいエッセイ。セクシャルマイノリティとしての苦悩もあっただろうがなんだかんだで楽しく生きてる感じが伝わってきてよかった。雨宮氏の章は辛さしかないが。

■映画「恋恋風塵」@Amazon Prime Video
出てくる風景はとても綺麗なんだけどちょっと物語として退屈だった気がする。記録映像的な満足感はあった。ヒロインは素敵だった。

■映画「パターソン」@Amazon Prime Video
大した事件もなくちょっとした起伏で日常が進んでいく感じが日常っぽかった。なんか起こりそうな気配はずっとあって…っていうのも現実的な世界の描き方なのかも。とりあえず最近意図せずしてアダムドライバーが出てる映画に出会うなぁ。

■映画「13th 憲法修正第13条」@Netflix
知ってたようであまり知らなかったことをあらためて勉強した感じ。世界は今大変なことになってるけどやっぱ歴史を踏まえないと何も語れないな…。いつかまたもっかい見た方がいいかも。

■映画「消えた16mmフィルム」@Netflix
変なドキュメンタリーだなぁ。ちょっと眠かったから集中できてなかったんだけど出てくる人物やひと昔前のシンガポールの風景はとても魅力だった。

■映画「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」@Amazon Prime Video
ファニーゲームと比べて語られたレビューを見て、たしかにそういう匂いがした。胸糞悪い展開。理不尽な設定。画の質感やカメラワークは良かった。

■映画「パラサイト 半地下の家族」@Amazon Prime Video
個人的には世間の評判ほど楽しめなかった。期待してた方向と違うというか…エンタメ色が強すぎたのかな…もっとシリアスに描けた設定だと思うけど…万引き家族の方が好きだったな。でかい家に住みたい。

■映画「20センチュリーウーマン」@Netflix
かかわる人たちとの接点や帰路について後の視点から振り返る映画は押し並べて尊い。人生が、時代が、人々が、ちょっとずつずれながら、重なりながら、ゆるっと広がっていることを実感する。

■映画「パーティで女の子に話しかけるには」@Netflix
タイトルから想像できない映画選手権があればかなり上位に食い込みそうなB級映画な展開。エルファニングはとにかく美しい。あとはなんか…楽しい。

■映画「エスター」@Netflix
久しぶりにこういうホラーホラーしたホラーを見た。ファンタジーとか幽霊的なホラーではないけど、これが現実的なホラーかと言われたらそうでもない気がする。レビューには「人間が一番こわい!」みたいに書かれてることが多いけど…漫画的な印象も受けた。ホラー的な映像の手法としては教科書的なくらいに丁寧につくられていると思う。

■ドラマ「梨泰院クラス」@Netflix
遅ればせながら流行りに乗ってみた。韓国ドラマとか久しぶりだったけどうまく作ってるね。毎回気になる終わり方で次につないでいくし。丁寧に丁寧に回想シーンを挟み込む感じとかはホスピタリティすら感じた。都合のいい展開が続くけど、ここまでやると韓国ドラマ特有の様式美的に受け入れられるからいい。後半はどんどん梨泰院の街から離れていく感じがするけど、あの坂道の街は風景として個人的に好きだな。散歩したい。以前梨泰院に一泊したときは宿の隣人がうるさすぎて非常に寝苦しかった思い出しかないけど。

■映画「デトロイト」@Netflix
基本的に黒人問題を扱った胸糞悪い話でしかないんだけど、妙に生々しい手持ちカメラとズームの使い方によってリアリティというか緊張感がすごかった。あの白人警官の役者はこういうクソな人間を演じさせたら一級やな。

■映画「At the terrace テラスにて」@Amazon Prime Video
同監督の別作が良かったので。こちらはテラスだけを舞台にした会話劇。すごく演劇向きな内容を映画にした感じやね。わざとらしい会話のやりとりはいちいち面白いけど、見た後には何も残らない。

■映画「ボーン・アイデンティティ」@Netflix
名前だけ知ってたけど見てないシリーズのやつ。こういう話だったのか…サクサク進むけどあまり抑揚がないというか引っ掛かりがないまま終わってしまったような感じがした。

■映画「ウォールフラワー」@Netflix
青春モノとしてはさほど派手さもなく、かなり定番な設定なんだけど、とても後味が良かった。青春のお手本みたいな良さ。

■映画「パラダイス・ナウ」@Amazon Prime Video
自爆テロと友情をめぐる物語。シンプルだけどクールで乾いた感じが良かった。ただ、パレスチナ問題とかはもっとちゃんと知っとかんといかんね。

Spotifyでは結局迷ったらWild Onesばかり聴いている。派手さはないけどいろいろちょうどよくて心地いい。