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11〜12月の鑑賞記録

よくわからない感じでついに2020年が終わる…。世界はどうなってしまうん…。

■映画「悲しみに、こんにちは」@Amazon Prime Video

タイトルとイメージ画像的には結構ポジティブな話かと思ってたけど、想像以上に悲しいシーンの連続だった。この卑屈さを簡単には責められないよな…最後の涙が明るい世界への扉になってればいいけど…。その後もたくましく生きててほしい。

■ドラマ「オザークへようこそ シーズン1」@Netflix

おっさんが資金洗浄のためにドタバタするドラマ。ネットフリックスオリジナル版のブレイキングバッドと言われてるみたいだけど、もうちょっと静かな感じかな。進行もゆっくりしてる印象だし。悪くないけど…いったんシーズン1だけでいいかな。

■ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」@Netflix

非常に特徴的で魅力的な女性が主人公なんだけど、内容としてはなんだかんだでトントントンとうまく進んでいく感じがへぇ、って感じで引っ掛かりが少なかった。人気があるのもなんとなくわかるけど。

■映画「ヒメアノ〜ル」@Netflix

いい緊張感もあった気がするけど、なんとなくストーリーとしてはうすっぺらい気がした。辛い過去があるとはいえ、こういう殺人鬼には共感できんし魅力を感じない。

■映画「アバウト・タイム 愛おしい時間について」@Netflix

評価が高かったのでいつか見ようと思って思ってようやく。で、思ったより良かった。タイムトラベルものとしては地味な部類だと思うけど、中心にあるのが人生の尊さみたいな感じでしっくりきた。「愛おしい時間について」っていう日本語サブタイトルは好きじゃないけど、中身は結構そんな感じだった。

■映画「一人っ子の国 ONE CHILD NATION」@Amazon Prime Video

中国の一人っ子政策についてのドキュメンタリー。史実として知っておいてよかった、というレベル。でもこの政策を念頭に置いて中国を歩くとまた見える景色とか家族のイメージとか変わってくるんだろうな。

■映画「見えない目撃者」@Amazon Prime Video

盲目の吉岡里帆がいろいろあって犯人と戦う、みたいなのはいいんだけどアクションシーンが不自然なのが気になった。犯人もっと走れよ、早く殺せよ、とか思ってたら全然リアリティー感じられなかった。無駄にグロいシーンは多いけど。

■映画「走れ、絶望に追いつかれない速さで」@Amazon Prime Video

死んだ友人の影を背負いながら少しずつポジティブな方向に向かっていく系のやつ。ちょいちょい臭いセリフがあったり、無駄に荘厳なシガーロスみたいなBGMが違和感あった。もう少しなんか展開の広がりが欲しかった。

■美術展「羽毛がすはだにふれる/中野 優」@Valeur

少ない色と線で描かれた絵たち。どの絵にもささやかに人(または人的な何か)が佇んでいて、「居場所」というフレーズを連想した。

■ドラマ「ペーパーハウス シーズン1~4」@Netflix

Netflixのドラマではだいたい名前があがるほど評判が良かったので。噂通り面白かった。さくさく見れるし、それぞれのキャラも立ってていい。ナイロビ姉さんかっこいいな。内容を忘れないうちに次のシーズン配信してほしい。

■映画「止められるか、俺たちを」@Netflix

若松プロにいた女性を主役にした映画。事実ベースなので全体的に再現VTRっぽくてなんか安っぽく感じた。アラタもがんばってるだけど…モノマネ感。主役の門脇麦だけがきちんと世界を纏ってた気がする。

■映画「アメリカンヒストリーX」@Netflix

人種差別問題を扱った映画はいくつか見たけれどこれが一番シンプルでわかりやすかった。社会問題としてのわかりやすさ、というよりは個人が抱える気持ちのようなものがわかりやすい、というか。

■映画「ミッドサマー」@Amazon Prime Video

噂のカルト映画、というイメージだったし結構その通りだったんだけど、A24らしいオシャレさで全体が覆われていて、カルトっぽさ=うさんくささがちょっとかき消されてしまっていたようにも思う。70年代くらいに同じ内容で作られてたらもっとプンプン匂ってたんだろうな。

■映画「シャザム!」@Netflix

軽い気持ちで見たヒーロー映画。ちょっと子ども向けかな、って感じだけどそれなりに楽しめた。

■映画「オアシス」@Amazon Prime Video

社会から弾かれた二人のラブストーリー。それなりに面白かったが障害を持った人物の演技ってなんか喉の奥に引っかかるものがある。鬼気迫る演技ではあるんだけど…。

■映画「ウォッチメン」@Netflix

ドラマ版が評判なのでそれを見るための予習として見た。ただし2時間に詰め込むにはかなり複雑だし構成もわかりづらかった。コミック版を読んでる人にとってはどうなんだろうな…。

■ドラマ「ウォッチメン 」@Amazon Prime Video

で、ドラマ版もその流れで見た。が、こちらも構成は複雑でわかりづらい。伏線の前半とそれがつながっていく後半、というつくりだけどもうちょっとわかりやすくやれたんじゃないだろうか。とはいえ評判通りに後半の畳み掛けはよかった。6話のフーデッド・ジャスティス誕生ストーリーは特に素晴らしかった。

■ドラマ「TRUE DETECTIVE 二人の刑事」@Amazon Prime Video

こちらも評判のやつ。HBOがアマプラから消えるとのことで年末ギリギリに見た。ちょっとマインドハンターっぽいけどこっちのほうがいい緊張感があった気がする。主役二人の人間臭さもいい。ただし犯人が結局狂人すぎると、そっちに感情移入できないのがちょっと物足りなく感じてしまう。

半年に一回くらいこの映像見返してる。人々と“対峙”してるって感じがほんとかっこいいな。最近のはほとんど聞いてない。それでは、良いお年を。