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9〜10月の鑑賞記録

選挙も終わったけど、結局なんも変わる気がせんな…それでいいと思ってる人が多数ってことなんやろな…。何党が政権にぎってもいいんだけどせめてもっとクリアでオープンなコミュニケーションはしてほしいな…。

■アニメ「オッドタクシー」@Amazon Prime Video

噂の話題作。絵柄的にのほほんとしたイメージだったけど、なかなかスリリングなサスペンスだった。動物じゃなくても…と思ってけどこの方がバランス良かったんだろうね(終盤で動物の件は触れられるけど必然性はない)。「よだきい(大分弁)」とか久しぶりに聞いた。

■映画「お嬢さん」@Amazon Prime Video

なんとなく堅い感じの歴史ものかな、と思ってたけどいい意味でエンタメに仕上がってて面白かった。日本語には違和感あったけどそれも歴史的なニュアンスとして受け止めたらいいのかな。とりあえずシナリオの大筋がよかった。

■映画「あの頃。」@Netflix

ハロヲタたちの友情物語?的なやつ。気軽に見れたけど主人公のその後のバンド関連の方にスポット当てた方が面白そう。

■映画「プリズナーズ」@Amazon Prime Video

やや長いが、なかなか先の読めない展開で面白かった。ただ個人的にはこういう事件の犯人はもっと意外性がある方が好きだな。トゥルー・ディテクティブか何か見たときにもそう思った気がする。善悪の表裏一体感というか。まぁそれは別の人物を通じて描かれていたけれど。あと、ゴーン・ガールと比較されてる意見を見かけたけどこっちの方が一応納得感は強い。

■映画「ボブ・ロス 楽しいアクシデント、裏切りと欲」@Netflix

リアルタイムで彼を知らんからあまり深く入り込めんけど起きてたことはだいたいわかった。あの画報が大衆アートと現代アートとかに与えた影響については別の角度からもっと知りたいな。

■映画「雨に唄えば」@Amazon Prime Video

超有名作だけど所見だった。雨に唄ってるシーンは少しなのね。全体的にタップダンスとかのチャカチャカした感じは楽しかった。でも声が変というだけであんな扱いされる女優も可愛そうよね。

■映画「ローズマリーの赤ちゃん」@Netflix

マザー!の元ネタ的なやつだと聞いて。たしかに夫婦の温度差とか近隣との関係は似た構成やな。とはいえ最終的に意外性のないバッドエンドでちょっと消化不良というか…もっと驚くようなお話方にしてほしかった。ベリーショートは良かった。

■映画「トラベラー」@Amazon Prime Video

友達のうちはどこ?的な子ども特有のモヤッとした感じがいい。いい、けどやっぱり同じイラン映画の運動靴〜には敵わないな。そういえばイランの子どもいっつも走ってるな。

■映画「5時から7時までのクレオ」@Amazon Prime Video

ヌーヴェルヴァーグっぽいフランス映画。2時間の出来事だけで構成するっていう形式は面白いんだけど主人公のセレブ感が全然好きになれなくてたんたんと見てしまった。古いパリの町並みの方がちゃんと見てた。

■映画「アメリカン・アニマルズ」@Netflix

グダグダ犯罪計画をドラマと本人インタビューでまとめる珍しい形式。事実だからか知らんけど終わり方とかちょっと物足りんかった気がする。

■映画「寝ても覚めても」@Netflix

もう少しストレートな恋愛映画かと思ってたけどちょっと意外だった。とはいえ唐田えりかのあのキャラは男からも女からも嫌われそうな感じでみんな嫌な気持ちになりそう。そしてその後の主演二人の不倫騒動もあるのでいろいろ負のオーラに満ちてる。あの関西弁はネイティブの人にはどうなん?

■映画「セトウツミ」@Netflix

ゆるい会話のやりとり。なんとなくダラッと聞くのにちょうどいいけど聞かなくてもいい。そんなやつ。ドラマ版の方が評判はいいのかな。

■ドラマ「セックスエデュケーション シーズン3」@Netflix

期待してたけどちょっと1~2より印象うすかったかな。意外なカップリングとかもあったけどシーズン自体の軸があまりないというか…。よく言えばそれぞれのドラマに均等にフォーカスしてるってことなのかな。

■映画「まともじゃないのは君も一緒」@Netflix

気楽に見れるコメディ。最近このヒロインよく見るな。ただ後半の成田凌の成長っぷりが嘘くさい。(都合よくいいこと言えるようになりすぎ)

■ドラマ「クリックベイト」@Netflix

少しずつ事実が明らかになっていく系のサスペンス。評判通り意外な結末だったけれど、納得感はあまりない。こういうバランスって難しいよね。途中で結末見えるのも物足りないし、意外すぎても無理矢理感あるし。まぁ、全体的にはよくできてると思う。

■映画「クレアのカメラ」@Amazon Prime Video

独特な間やな。ズームのカメラワークも奇妙な素人目線というか…。これがホン・サンス節なのか。気にはなるからもう1作くらい見てみようかな。

■アニメ「ドロヘドロ」@Netflix

かなり独特の世界観だな…原作も読んでないのでなんとなく設定とかを理解してる間に終わっちゃった印象。S2もあるのかな。ただ評判ほど面白さは感じられなかった。

■映画「BLUE/ブルー」@Netflix

シンプルなボクシング映画。悪くないけどちょっと地味すぎるかな…松山ケンイチは役ごとに頑張って体型変えてるな…。

■映画「洲崎パラダイス 赤信号」@Amazon Prime Video

この時代の映画はどうしても物語よりも記録映像的な意味で見入ってしまうな…。物語的にはちょっと展開の物足りなさを感じた。

■映画「くれなずめ」@Amazon Prime Video

青春ウェイウェイなやつ。バカバカしくて気軽に見れた。ただこういう輪には入れないので、どちらかというとキレ散らかしてるあっちゃんの方が親近感わいた。

■映画「私たちの青春時代 Adolescentes」@Amazon Prime Video

ドキュメンタリー…にしてはあまりにもキレイすぎるカメラワークとかカット割が気になるな…膨大な記録から編集してこういう見え方になってるのかもしれんけど…逆に生っぽさ、リアリティみたいなのが薄れたドラマを見たような印象。

■映画「フェアウェル」@Amazon Prime Video

中国が主な舞台だけどA24が関わっているからなのかちょっと外から目線でオシャレ。でも中国的な価値観も散りばめられてて興味深かった。地味ではあるけどオチも含めていい観後感。

■ドラマ「お耳にあいましたら」@Amazon Prime Video

気楽に見れる食ドラマ?中身がゆるいので見方も緩くなってしまった。毎回エンディングのダンスのシチュエーションが違うのでスキップせずに見てしまう。むしろダンスを見せるための前フリドラマなのかも。ああいうずっと(繰り返しなく)違う動きで構成されたダンスって何か名前があるのかな。

■アニメ?「ラブ・デス&ロボット シーズン2」@Netflix

シーズン1と同様、CG技術の見本市みたいな感じ。ストーリーも予告編みたいな印象で物足りない。へぇ〜CGすごいなぁみたいな感想。

■映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」@Netflix

気楽に見れる感じのやつ。ちょっと諸々がうまくいきすぎてる気がしたけどそういうオールハッピーな感じにしたかったんだろうね。

■映画「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」@Netflix

コンパクトだけどうまく色々盛り込んだロードムービー?的なやつ。ひとつでも強い夢があるって素敵やね。

■ドラマ「イカゲーム」@Netflix

なんとなくイメージしてたけどカイジっぽいな…でもかなりシンプルにしているので広く親しまれる感じにはなってるな。最近の韓国ドラマらしい親切なつくり。視聴率高くて評価はそんなに高くない、がすごく納得できる内容だった。

■映画「ガタカ」@Netflix

派手さはないけどしっとりと悲しげでいいSFだった。90年代の絵も拙い感じはあるんだけどなんか人間味あっていいんだよなぁ…。SFって結局人間性を新たな視点から見る手法よね。技術の祭典みたいなやつが多いけど。

■映画「007/カジノ・ロワイヤル」@Amazon Prime Video

高校生ぶりくらいに007みた。そういえばこんな感じやったね、007。ほんとうはダニエル・クレイグになってからのやつを順に見ていこうと思ってたけど、1作みたらもういいやってなっちゃった。派手だけど結局水戸黄門みたいな予定調和感が強いし。

■ドラマ「透明なゆりかご」@Netflix

イメージ通りのほほんとしたアットホームな側面もあるけど、結構頻繁に重いテーマが差し込まれてて、明暗がいいバランスだった。生む方も生まれる方も周りにいる人も大変よなぁ。

■映画「娘は戦場で生まれた」@Netflix

これはもう映画の力というか事実としての出来事の力が圧倒的すぎるよな…。生まれたばかりの赤ん坊をゴシゴシして息を吹き返すシーンとかもう生々しすぎて…。

■映画「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」@Netflix

いい感じで予想を裏切りながら物語が展開していくんだけど9人じゃなくてもいいんじゃない?って思った。一人ひとりのことをちゃんと認識する前にあれよあれよ、という感じだったので。

■アニメ「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」@Netflix

ようやくシーズン2も見れた。かなり緻密な世界観よね…現実の日本や世界の問題ともかなりリンクしてるし。ただ、最終的な印象はエヴァと近いところに落ち着いたような気もする。哲学感というか仏教的な生命感というか。

今月の1曲はシンガポールのSubsonic Eyeから。バンド名からわかるようにソニック・ユースチルドレンだと思うけど、この素朴で真面目な感じはすごくいいなぁ。