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7〜8月の鑑賞記録

最近ホント写真撮ってないな…いつもこんなことつぶやいてばっかりだ…。もうこのサイトもただの備忘録みたいになってきたし…。かなり作品名が羅列されているので映画名とかで検索して辿り着く人も結構いるんじゃないだろうか…。テキトーなメモでごめんなさい…。

■ドラマ「全裸監督 シーズン2」@Netflix

個人的にはシーズン1より面白かった。人間落ちていくときの方が輝くね。エンタメ色強いけどどのあたりまでリアルベースなんかな。伊藤沙莉はいいポジションの女優になってきたな。

■ドラマ「スイッチ」@Netflix

元々テレビの特番的なドラマスペシャルだったのかな?主演や脚本的にちょっと気になったので見てみたらやはりかなりテレビっぽかった。会話のテンポとか面白いんだけどなんか全体的にうすっぺらく感じてしまう。そういえば夢売る二人もこの二人か。

■映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」@Amazon Prime Video

断片的には見たことあったんだけどこんな感じだったんだな…三島の言葉を一部拝借して言うならば、(三島含む)彼らの主張はよくわからなかったが、熱情だけは感じられた。面白い時代だったな。

■映画「ザ・ウォーク」@Netflix

綱渡り師の話。ひやひやした。早く渡れや。でもこれがほぼ事実としてあったってことがすごいね…そしてあのツインタワーがもうないってことも…。

■映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」@Netflix

もっとシリアスな金融ドラマかと思ったけどラリったチャラいやつだった。同じディカプリオのワンスアポン〜にも似た印象。総じて好きではない。そして長い。

■ドラマ「カルテット」@Amazon Prime Video

こないだ見たスイッチに引き続き坂元裕二×松たか子作品を。非常に感想が難しい感じの不思議なドラマだった。コメディ的な会話の楽しさがありつつシリアスな展開もありつつ恋愛要素もあり…個人的にはどっちかに振り切った方がいい気がした。これがミゾミゾする…というやつなのか。よくもわるくもテレビドラマっぽいのかな。満島ひかりは全編にわたって素晴らしかった。逆に高橋一生には違和感あったな。

■映画「エターナル・サンシャイン」@Netflix

なんかしっくりこなかったからちょっと解説読んだら理解できた。この時系列がもっとわかってれば結末ももっと受け入れやすかったと思うけど…見たのが深夜だったこともありぼーっとしてしまってた。さすがに初見で髪色の変化までわかるか…。たぶんいろいろわかれば面白い話。

■映画「シャイニング」@Netflix

昔見た気がするけど案の定あまり覚えてなかった。というかいくつかのシーンが有名すぎて見たつもりになってたのかも…ストーリーはシンプルなので気軽に見れるけど、どちらかといえば構図とか内装とかカメラワークとかビジュアル的なよさの方が気になった。奥さんのファッションとかも。

■映画「トレインスポッティング」@Netflix

2を観ようと思ったけど1をほとんど覚えてなかったので一応。いま改めて観ると…ジャンキーのチャラチャラ映画、っていう以上にあまりいい印象はなかった。映像のつくりとしてスタイリッシュな感じとかはわかるけど。あとイギーポップは懐かしい。

■映画「T2 トレインスポッティング」@Amazon Prime Video

そして2。基本的な路線は1同様。なので同じような感想。ただこれはもう1のファンに向けた作品、という意味合いが強い感じがして疎外感も。

■映画「おおかみこどもの雨と雪」@Netflix

アニメ映画としては全体的に結構地味だけど良かった。宮崎あおいの声もよかったけど、全体的にお母ちゃんの人生がんばりすぎやね。

■映画「Shall we ダンス?」@Netflix

あの時代、って感じだなぁ…当時自分は子どもだったから全然実感するものはないんだけど。それでもあの時代、って感じさせる時代の空気がある。中身はまぁまぁ、安心して楽しめる感じ。タイトルに関する伏線回収?はよかった。

■映画「時をかける少女」@Netflix

2006年のアニメのやつね。以前見たけど久しぶりに。やっぱりベースの設定とかが普遍的な魅力があるからか、はずれないね。仲里依紗もいいかんじ。なんども映像化はされてるけどその時代ごとの空気感が入ることでいい感じの楔?になってる気がする。こういうSFの。しかしこの手の作品は本当に入道雲と坂道が好きだなぁ…。こういう創作物によってなんとなく現代日本のユートピア観みたいなものがつくられていくんだろうね。

■映画「シャッターアイランド」@Netflix

中盤でなんとなく展開が読めてきた。スコセッシ映画はだいたい長いけどこれももうちょっとコンパクトにしてほしかったかな…。

■映画「星の王子 ニューヨークへ行く」@Netflix

いまさら感あるけど、まぁ安心して楽しめる感じよね。エディ・マーフィ映画とか実はちゃんと見たことなかったかも…。

■映画「沈黙 —サイレンス—」@Netflix

原作の強さがあるから物語そのものが強いんだけど、映像的にも全然スキがないというか緊張感がすごいというか…。長いし疲れるけどこれは映画館で見るべき作品かも。窪塚も不思議な魅力があったな。良くも悪くも人間味がある。ほんとにあんな時代だったんかな…。

■イベント中継「TOKYO 2020 開会式」@NHK

あくまでも五輪に対しては反対派なのでそういう見方になっちゃうけど…やっぱり中途半端だという印象にはなっちゃうよな…。人事スキャンダルもひどいし…。小林賢太郎にはやはりオンエアバトルくらいの場で生きていてほしかったな…。日本にとってはこの五輪も負のターニングポイントになるんだろうな…。いろいろちゃんと記憶しておきたい。

■映画「サマーウォーズ」@Netflix

時かけの流れでこっちも再見。まぁこんな感じだったかな、と思い出す感じ。中学生くらいのときに見てたらもっとワクワクできたかも。

■映画「ラストレター」@Netflix

全体的に穏やかな時間が流れてる感じだけど、よくよく考えると都合良すぎる展開だな…。キャラも絶妙にいいような…中途半端なような…。

■映画「さよならくちびる」@Netflix

主演女優2人は存在だけで間が持つような特殊なキャラだと思うけど、肝心の歌ってるシーンはなんであんなにゆるいんだ…。音楽が軸にあるのに音楽やミュージシャンにリアリティが全然なかった気がする。

■映画「イージー★ライダー」@Netflix

初見の古典。一部のカットの割り方に斬新なものを感じたが、あの時代の記録として以上の魅力は感じられなかった。音楽もあ、これ知ってる〜っていう感覚。この時代のカルチャーが好きな人にはたまらないのかもしれんけど。

■ドキュメンタリー「Perfume Imaginary Museum “Time Warp”」@Netflix

映像に特化した形式で振り切ったPerfume、って感じだな。ここまでくるとVtuber以上に人間味がないような…。曲も昔のほうが人間とコンピューターの境界あたりを描いてた気がする。まぁそれがこのプロジェクトとしては正統な進化なんだろうな。20年後とかどうなってるんだろうな。五輪開会式でも出る案があったとか…。

■映画「バケモノの子」@Netflix

まぁまぁ。ちょっとファンタジー要素が強いので個人的にはおおかみこどもの方が好きだったな。相変わらず随所に入道雲が出てくる。

■映画「ラブ・アゲイン」@Netflix

しっかりしたラブコメ、という感じで面白かったし終わり方も良かった。ただ終盤の伏線回収で唐突につなげようとする点があってそこだけちょっともやった。もうちょっと伏線を匂わせてくれたほうが納得感あったような。まぁでもみんなそれぞれのキャラもよかった。

■映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」@Netflix

悪くはないんだけど中学生くらいを対象につくられてるのかな、という雰囲気。

■映画「THE GUILTY」@Amazon Prime Video

ほぼ電話のやりとりだけで展開されるミニマルなサスペンス。なんとなく終わり方がしっくりこなかったが全体的にはスリリングで面白かった。

■映画「マザー!」@Netflix

軽い気持ちでホラーとして見始めたけど胸糞具合がかなり振り切れててよかった。そうか、ブラックスワンの監督か。たしかに似たような映像的なクライマックスに向けて盛り上がっていく感じがあったな。聖書がベースにあるらしいけどそういうの抜きにしても愚かな人間たちの悲劇と怒りのドタバタとして楽しめる。他人にはおすすめしないけど過去の自分にはおすすめしたい。

■映画「スウィング・キッズ」@Netflix

朝鮮戦争中の捕虜収容所を舞台にしたダンス映画。事実を基にしたやつかと思いきやそうではないみたい。以前見た「血と砂」もそうだけど愚かな戦争に文化や芸術で立ち向かう感じはいいね。オリンピックも本来そういう機能があったのではないかと思うけど、結局政治利用の手段になっちゃって悲しいね。

■映画「アイネクライネナハトムジーク」@Netflix

伏線回収系としては伊坂×今泉は相性いいんだろうけどちょっと地味だったかな…。多部未華子もヒロインの割に登場少なくて影薄い。

■映画「ローリング・サンダー・レヴュー マーティン・スコセッシが描くボブ・ディラン伝説」

偉人たちの記録を見たって感じの教養映画的な印象。たぶんこの頃の力強いディランがあんまり好きじゃないんだわ。もう少し前の若いくせに老けてふてくされた感じの歌が好きなんよな。ジョーン・バエズとかギンズバーグとか見れたのは良かった。

■映画「プライベートライフ」@Netflix

不妊治療にまつわる夫婦の話。地味だけどどこにでもある(けれどあまりオープンにならない)家族のドラマとして面白かった。

■ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」@Netflix

噂の人気ドラマが早くも配信に!ということで一気に見たけど、先日見たカルテットと似た印象。もっと松たか子グイグイな感じだけど。あのキャラを楽しみたい人には最高かも。おしゃれにパッケージングされてるし。ただ、元夫たちはあまり共感できんかったかな…。

■ドラマ「私の初めて日記 シーズン2」@Netflix

シーズン1も見たのでその流れで。気楽にサクサク見れるし、まぁまぁ面白い。個人的にはインド系文化が絡むと1割増くらいで興味を持てる気がする。

■映画「TENET テネット」@Netflix

映画館で以前見たけど配信されてたのでもう一度。片手間に見てしまったので余計にそう感じたのかもしれないけど、やっぱりよくわからん話だった。たぶんそういうつくりなんだろうけど。映像も音もインパクトあるし、大変な労力で作られているのだろうが、あまり好きになるポイントはなかったかな。

■映画「この世界のさらにいくつもの片隅に」@Netflix

一部のエピソードを増やした増強版。前回もやっとしてた部分がすっきりした気がする。やっぱりのんの声がいいね。10年くらいしたらまたみたい。

■映画「ふたりの死刑囚」@東海テレビ

だいぶ前に録画しといたやつ。冤罪とかは興味深いテーマではあるけどドキュメンタリーとしてはちょっと退屈。部屋の中をずっと歩き回ってた男性の姿だけ印象に残る。

■映画「ラブ・アクチュアリー」@Netflix

伏線回収系ドタバタラブコメとしては楽しいんだけど、なんか全体的にトントン拍子でうまくいく感じとかは雑な印象もある。

■ドラマ「アルラワビ女子高校」@Netflix

ヨルダンという舞台は特殊だが、内容は比較的オーソドックスな学園モノの対立系。終わり方はちょっと印象的だったが…13の理由とか見たほうがいいかな。

■映画「花様年華」@Netflix

不倫系の話。舞台がとても狭くて話もシンプルなのでちょっと退屈に感じた。ウォン・カーウァイらしいシャレた画作りもいいんだけど30分くらいでいいような…。

■映画「シカゴ7裁判」@Netflix

評判よさそうだけどちょっと地味な印象。歴史の温度感は伝わるけど。

■映画「東京オリンピック」@Amazon Prime Video

前回の五輪の記録映画。どのカットもガッチガチやね。いわゆるナチュラルな手法ではないけどドキュメンタリーのあり方としてこういうのも個人的にはありだと思う。五輪の神聖化とか国威発揚的な役割は十分に果たしている世界観。ただ今回の五輪はもっと負の側面にしっかり焦点を当ててほしいなぁ。河瀨直美の最近の評判を聞く限りは厳しそうだけど。

■映画「欲ばりなだけの恋じゃなくて」@Netflix

気軽に見れる感じだけど気軽な感じで終わった。主役の雰囲気は魅力的なんだけど映画の中身としてはあっさりすぎかな。アメリとかもこんな感じだったかな。

■映画「エクストリーム・ジョブ」@Netflix

韓国のコメディタッチの刑事モノ。エンタメ色が強く非常に近年の韓国らしい、という印象。気軽に見れたけど次第に忘れていきそう。

■映画「生きのびるために」@Netflix

話題のアフガンを舞台にしたアニメ映画。アニメだと多少マイルドに感じられるけど、実際の女性はもっと厳しい立場にあるんだろうな…。男装によって世界が開ける感じはワクワクするけど本来はそうであってはいけないよな…。

■映画「デッド・ドント・ダイ」@Amazon Prime Video

オフビートゾンビ映画?ジャームッシュらしいかと言われれば…それもよくわからん…嫌いじゃないけどそんなに好きにもなれない。そういう意味ではジャームッシュらしいのかも。無駄に豪華なキャスト。

■映画「シン・エヴァンゲリオン」@Amazon Prime Video

劇場での鑑賞につづいてアマプラでも。だいたい劇場で見たときと同じような印象かな。ただやっぱりあの進研ゼミみたいな結末は…自分には遠く感じてしまう。やはり旧劇派なのか俺は。とりあえずvoygerのシーンはいい。歌との相性がすごくいい。

■映画「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」@Amazon Prime Video

偏屈夫婦のほっこり物語、といえばだいぶ語弊がありそうだけどだいたいそんな感じ。小さな生活に幸せを感じられるのはいいことです。

■映画「Girl / ガール」@Netflix

性の間でもがく少女?のお話。最初から最後までずっと辛いな…バレエのシーンも痛そう…。そのすべてが美しいんだけど美しいという感情で肯定すべきことでもない気がする。最後にもう10分くらい希望がほしかった。

■映画「ノマドランド」@DMM

トレーラー暮らしの初老女性の話。同監督の前作ザ・ライダーと同様、常に静かな悲しさに満たされているような不思議な世界。悲しいがゆえに尊い、という感じもした。老いても日本ではなかなかこういう空気では生きられなさそう。

■アニメ「スーパーカブ」@Amazon Prime Video

一時話題になってたので少しずつ見てた。序盤はこの透明感というか静かな風景に惹かれたけどそのまま最後まで行く感じはちょっと退屈だった。主人公もちょっとたくましすぎてファンタジーの生き物だと感じた。

お別れの一曲はmmmの炭坑節カバー。五輪後の空気に悲しく響いちゃうね。