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3〜6月の鑑賞記録

相変わらず久しぶりの更新。4ヶ月分。これだけ見てもまだまだマイリストが減らない。もっと本とかも読みたいのに。最近は夜早めに気を失う。あ、そういえば五輪は反対派です。中止だ中止!

■映画「パッドマン 5億人の女性を救った男」@Netflix

生理用品をインドに普及させた男の実話を元にしたやつ。気軽に楽しめた。

■映画「永い言い訳」@Amazon Prime Video

西川監督作品だけど、是枝色強いな…テーマも画面の印象とかも。悪くないけどもう一捻り何か欲しかった気がする。

■映画「アルプススタンドのはしの方」@Amazon Prime Video

なんか素人っぽいし演劇っぽいと思ったら高校演劇がベースになって映画化されてたのか。気軽には見れるけど…という感じ。

■映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序、破、Q」@Amazon Prime Video

一応予習として。色々思い出してきた。逆に言えば見たはずなのにほとんど忘れてた。自分はさほどコアのファンではないです。

■映画「シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版」@イオンシネマ長久手

見た!見たしいろんな人の感想とか考察を読んじゃったから何がそのとき感じたことかよくわからなくなってしまった。あまり良くない鑑賞スタイルやな。こんなにキレイにまとめてしまっていいんか、というのが後味。voygerが流れるところはすごくよかった。

■アニメ「新世紀エヴァンゲリオン 25話&26話」@Netflix

序、破、Qを見て予習したつもりになってたけど、これもやっぱ見るべきだったね…。

■映画「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に」@Netflix

いや、むしろこっちが最も見ておくべき作品だったか…。結局これを最後に見たので引きずる後味はこちらになってしまった…。そして自分にはそれでいいような気もしている。まだ庵野(&安野)にはついていけないのか…。

■写真エッセイ?「新写真論」

だいぶ前に買って途中で止まってたけど読み出せばかなりさくさく読めるし面白い。写真関連の本はちょいちょい読んできたけど最もライトで最も現代的な内容だな。このくらいサバサバしたスタンスを受け入れない人もいると思うけど、そういう人とは話あわなそう。

■映画「火口のふたり」@Amazon Prime Video

詳細な背景は調べていないが都合の良い官能小説みたいな流れだな、と思った。えっち。

■映画「凶悪」@Netflix

いろんな悪人がいるけどやっぱみんな共感できんわ。っていう気持ちと最後にリリーフランキーが言い放ったように善人ヅラしてるやつも結局同じようなもん、っていう気持ちが同居してる。姑の世話を押し付けられる奥さんだけがただただかわいそう。

■エッセイ?「断片的なものの社会学/岸 政彦」

断片的なものの大切さ、みたいな感じかと思ったしそう感じられる文章もあるんだけど、本当に断片感のままで通り過ぎていく感じのものも多く、ちょっと物足りない感じもした。

■映画「女が階段を上がる時」@Netflix

成瀬作品で何か見ようと。半世紀くらい前の作品でもちろん舞台は古いんだけどすごく見やすかった。内容はまぁまぁ。

■映画「アマンダと僕」@Amazon Prime Video

姪と暮らすことになった男の話。背景は暗いけど未来は明るい良い話だった。姪の子があまり美人とかでもないのがよりリアルでよかった。

■アニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」@Netflix

ながーい期間かけてゆっくりゆっくり見進めたので変な印象だけど後半でどんどんおもしろくなってきた気がする。映画版は抽象的な印象だったけど、アニメシリーズは結構設定が具体的でいいな。近未来の短編SFとしても面白い。少佐はちょっと露出多すぎ。

■映画「しとやかな獣」@Netflix

団地の密室劇としてすごくスタイリッシュでかっこいい。かなり昔の作品だけどパラサイトを何十年も先駆けてやってる感じ。演出も古いといえば古いけどかっこいい。

■映画「ザ・ライダー」@Netflix

地味だけどジーンとする物語だなぁ。あとで知ったけど役者が当事者だからなのか…。じゃないとこんなに上手く馬操れないよな。

■映画「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」@Netflix

アニメシリーズ見たところでこっちも見直したくなった。やっぱ別物といえば別物よね。ただアニメ見てからこっち見たほうがスッと入れる。

■映画「式日」@Amazon Prime Video

これはもうエヴァの一部やね。そして「あの時代」っていう感じがプンプンするね。なぜ岩井俊二なのかわからんけど。

■映画「イノセンス」@Netflix

ついでにこいつも再見。ちょっとふわっとしてついていけない。CGバリバリだけど中途半端で古く見えてしまう。

■映画「白い巨塔」@Netflix

名前は昔から知ってたけどようやく見れた。病院が舞台だけど医療っていうよりほとんど政治の話なんやね。

■映画「隔たる世界の2人」@Netflix

人種差別をベースにした短編ループもの。非常にうまくできてる。サラッと見れるし。

■映画「斬、」@Netflix

あれ、こんな小さいスケールで終わる感じなんだ…という印象。野火と非常によく似た印象だけど野火の方がよかった。

■映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」@Netflix

めっちゃ久しぶりに見返したけど…これはオトナになってから見るとウッとくるな…わかる…わかるよ…BGMのフォークソングもいいチョイス。

■映画「欲望の翼」@Netflix

あまり印象に残らなかった。同監督作としては割と有名だと思うけどちょっとインパクト弱いかな…。

■映画「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」@Netflix

ウッディアレンっぽい軽さのある作品なんだけど、悪くない。全然具体的じゃない感想だけど、ちょっとよかった。

■映画「血と砂」@Netflix

戦争にユーモア(ここでは主に音楽)で立ち向かう感じ、いいなぁ。担当楽器が呼び名とか。ただどこかのサイトにあった紹介文が思いっきり結末をネタバレしててちょっと複雑な気持ちになった。

■映画「マイ・マザー」@Amazon Prime Video

お年頃の親子関係ってバチバチだなぁ…各々の人生がメキメキっと枝分かれしていくような時期、とでもいうような。その感じはすごくリアルだった。

■映画「メランコリック」@Amazon Prime Video

まぁまぁ面白かったけど、どことなくチープな匂いがした。ヒロインが都合よく主人公に近づいてくる感じはファンタジー臭。

■映画「友だちのうちはどこ?」@Amazon Prime Video

ずっと見たかったキアロスタミ作品がアマプラに!で、代表的なこれから見たんだけど、感想としてはまぁまぁ。イランの子ども映画としては「運動靴と赤い金魚」が良すぎた。

■映画「そして人生はつづく」@Amazon Prime Video

ジグザグ道3部作の2作目。前作のメタ的な視点で語られてて構造はなんとなく面白いんだけど、全体としてはまったりしてて会話の細部以外はうーん…という感じで眺めてた。

■映画「オリーブの林をぬけて」@Amazon Prime Video

そして3作目はさらにメタっててかなり混乱する。とはいえ結局は登場人物の些細な言動を楽しむような作品、という印象。映画の暴力性とかも語れる構造かもしれんけどそういうテンションでもない。

■映画「朝が来る」@Netflix

特別養子縁組の話。永作博美の演技がすごく良かった。苦労を重ねながら強く生きてく感じ。ただ後半にいくにしたがってちょっと強引に話をまとめようとしているようにも感じた。

■映画「ホームワーク」@Amazon Prime Video

イランの小学校の宿題についてのドキュメンタリー。インタビューベースでちょっと淡々としすぎな印象。宿題が大変なのはよくわかった。

■雑誌「IMA vol.34 ヴィヴィアン・サッセン、その鮮烈なるビジョン」

強いなぁ…画が強い。何かサッセンのやつ1冊欲しくなった。

■写真集「A RED HAT/高橋 健太郎」

だいぶ前に買ってパラパラは見てたけどようやく最後のテキストパートも読み終えた。詳細な説明はここでは省くけど生活図画教育とスナップ写真は相性良いね。それがもっとしっかり説明されてても良かった気がする。

■映画「サウンド・オブ・メタル」@Amazon Prime Video

聾者のサウンド演出が面白かった。ただ終わり方がなんかモヤッとするなぁ…。

■映画「桜桃の味」@Amazon Prime Video

有名なやつだけどちょっと印象薄かったかな。自殺幇助のパートナーを探すっていうシチュエーションは面白いんだけど。

■映画「アップグレード」@Amazon Prime Video

いまっぽい絵作りのSF作品やね。まぁまぁ。評価は高いみたいだけどややインパクトに欠けるか。

■映画「パーマネント野ばら」@Amazon Prime Video

なんとなくネットでクチコミを見かけて。基本的にはほのぼのした感じなんだけど、終わり方でうまくスッと不思議な感じに持っていったな。菅野美穂が芦田愛菜の将来っぽく見えた。

■映画「私はロランス」@Amazon Prime Video

性的マイノリティーの主役とパートナーの愛憎劇。映画の尺もそうだけど物語上の時間も長く、特殊な関係ではあるけれど普遍的な人と人との縁の物語として面白かった。どんな関係も細かく見ていけばどれもスペシャルよね。

■雑誌「IMA vol.35 ミレニアルズからZ世代へ 写真形の未来」

発行回数が減ったのに伴って形式変わったのか…このスリーブ形式…イイモノ感はあるけど読む上では邪魔だな…こんなことで高い価格を維持しないで欲しい…。内容はシンプルになってるし文章もどれも適度な長さで読みやすかった。こういう時代なんやね、っていうのがよくわかる。

■映画「誰もがそれを知っている」@Amazon Prime Video

まぁまぁ面白い展開なんだけど、致命的なくらい似たような顔の人が多くて関係性が理解しづらい。男性も女性も。こういうのは多少説明的になってでもしっかり伝えた方がいい気がするそれによって物語の質は落ちないと思うし。

■映画「ビター・スウィート」@Amazon Prime Video

ティーンの青春モノにしては結構ダークな展開だった。やや中途半端な印象。13の理由とかに近いモノを感じたけど物足りない。

■美術展「絵 雨の雫/山口 由葉」@Gallery Valeur 

雨の日の車窓からのイメージらしいがちょっと抽象度が高すぎてふわっと見終わってしまった気がした。もう少し絵の中に具体的なポイントが欲しかった。

■ドラマ「ゼム」@Amazon Prime Video

人種差別問題をかなりホラーなテイストで描いたやつ。変にホラー要素入れるよりリアルな感じでやったほうが良かった気がする。でも被差別者からするとこういう恐怖を体感しているんだろうなぁ…。

■映画「サウンド・オブ・ノイズ」@Amazon Prime Video

おしゃれな映画やね。主役的な2人がなんであんな感じになって終わったのかはわからんかったけど、打楽器好きにはいい世界観だった。

■アニメ「愛してるって言っておくね」@Netflix

短いっていうのもあるけど全然印象に残らなかった。鉄拳のアニメみたいな印象ではあるけど鉄拳の方がキャッチー。

■映画「ゆれる」@Netflix

久しぶりに見た。いい感じでゆれてた。香川照之は大和田常務よりこういう繊細な男やらした方がいいんじゃないか。

■映画「ヤクザと家族 The Family」@Netflix

いま人気みたいだけど絵面のちゃんとした感の割にストーリーに面白みがなかった。

■映画「スポットライト 世紀のスクープ」@Netflix

評判の割に地味だし展開の意外性もなかった。短めのドキュメンタリーでよかったような…。

■映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」@Netflix

なんか評判良さそうだったので見たけどかなり大味な感じだった。まぁそういうもんか。全体的に絵が暗くて同じようなこと繰り返してるような印象だった。

■映画「わたしは金正男(キム・ジョンナム)を殺してない」@Amazon Prime Video

事実としては興味深いが、15〜20分で簡単にまとまりそうな内容。ドキュメンタリーの手法としての新しさなどは特になかった。

■映画「エンディングノート」@Netflix

実父の最期を記録したドキュメンタリー。何も特別なことはなく、どこにでもいる感じの家族だけど、こんな風に向き合えば死はこんなにもポジティブなドラマになるんだなぁ。

■映画「ボーダー 二つの世界」@Amazon Prime Video

すごい世界だけどほぉ…と見てたら終わっちゃった感じ。あの二人は実際にああいう見た目の役者なのかな。

■映画「ホテル・ムンバイ」@Netflix

内容のスリリングさもすごいんだけど3年前くらいに行ったエリアなので記憶と重なって余計にoh…ってなった。事実ベースなので釈然としない箇所もちょいちょい。

■ドラマ「マスター・オブ・ゼロ シーズン1」@Netflix

てっきり黒人ラッパーの話かと思ってたけど全然違った。ちょっと切ない展開もあるけど登場人物のユーモラスな感じで全体的に楽しげ。アメリカに生きるマイノリティの生活や文化が根底にあるのは興味深い。

■ドラマ「マスター・オブ・ゼロ シーズン2」@Netflix

前作の延長だけどかわらず面白い。ただヒロインのフランチェスカがちょっと都合よく扱われてる感じはした。

■ドラマ「マスター・オブ・ゼロ シーズン3」@Netflix

シーズン3はガラッとテンションを変えてシリアスで寂しげ。ほとんど定点撮影だしまるで別作品。でもちゃんと1~2を見てこれを見るべし。しずかに時間が堆積していくことの良さみたいなのを感じられる。人生をこういう感じで肯定できるっていいな。

■ドキュメンタリー?「アジズ・アンサリの”今”をブッタ斬り!」@Netflix

なぜかテーマソングがヴェルヴェッツでジーンとしてしまう。スパイク・ジョーンズは味のある撮り方するな。

■映画「存在のない子どもたち」@Netflix

いろいろ悲しいな…物語上はいいやつ悪いやつがいるけれど、根っこには国や地域全体の貧困問題とかがあるんだろうなぁ…。

■映画「最高の人生の見つけ方」@Netflix

予告編とか見たらだいたいわかる感じ。モーガン・フリーマンがこんな感じだとだいたいもうこんな感じよね。悪くはないんだけど。

■映画「わたしたち」@GYAO

小学生たちの派閥争いとかなんやかんやな感じはすごくわかるんだけど結末がもやっとする。もやっとさせる作りとして明確なんだけどちょっと物足りないかんじのもやっと感。

■映画「トータル・リコール」@Netflix

有名だけど初めてだった。だいぶ前の作品なので絵作りはチープに感じてしまうところも多々あるんだけど、そんなB級感も含めて好きな世界観だった。同原作者の映画作品でもブレードランナーよりこっちのほうがいいな。

■映画「ボーダーライン」@Netflix

緊張感あってハラハラするんだけど実はあまり展開がわかってなかった。もっとシンプルにしてもいいような。

■映画「ひとよ」@Netflix

設定は面白いんだけど後半の畳み掛けがちょっと不自然だったかな…。松岡茉優はいい演技するなぁ。

■映画「静かなる叫び」@Amazon Prime Video

事件のシーンは緊張感あるしモノクロの世界は美しいんだけど、ちょっと淡々としすぎててぼーっと眺めるだけになってしまった。

■映画「メイジーの瞳」@Amazon Prime Video

身勝手な大人に振り回される子ども…可愛そうだけど基本的には裕福だし生きていく術はいろいろありそう、とか思ってしまった。敵意を向けられるような不幸ではないし。

■ドラマ「地下鉄道 〜自由への旅路〜」@Amazon Prime Video

たまにホッとするシーンもあるけどずっと辛いな…。重く受け止めなければならない物語だとは思うけど楽しさ皆無…。先日見たゼムよりもリアリティあるし…。誰も悪気はなく、それぞれの信念で生きているのがわかるから恐ろしい。そしてThis Is Americaの使われ方にもアメリカの文化を感じた。エンタメと社会がちゃんと地続きな感じというか。

■映画「プラットフォーム」@Netflix

たぶんみんなCUBEとか思い出すやつよね。上から食べ物が降りてきたりとかこういう設定は面白いんだけど、終わり方がちょっと釈然としなかったかな。

お別れの一曲はAtta BoyのLuckyで。しんみり加減がなんか懐かしい。何かの曲に似てるのかな…。