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2021年1〜2月の鑑賞記録

はい、あけおめです。書いてるのは4月ですが…。

■映画「音楽」@Amazon Prime Video

新年一発目はアニメ映画。ストーリーは大したことないけどライブシーンの手書きアニメは見応えあった。あと、舞台が蒲郡で夏に行った場所も色々でてきたので感慨深かった。ただ、知ってる景色が出てきすぎてて蒲郡ってもっと他にないんか、っていう点が気になった。そういえば主人公の声優、坂本慎太郎か。あらためてその目線で見ると笑える。

■映画「レ・ミゼラブル」@Amazon Prime Video

以前見たミュージカルではなく、現代のフランスのやつ。何も解決には向かわないんだけど世界のいたるところで起きている分断の一例を見た感じ。みんなそれぞれの立場で生きていくのに必死だ。

■映画「1917 命をかけた伝令」@Amazon Prime Video

噂のワンカット(風)映画。内容はそこまで複雑じゃないけどこのカメラワークはさすがに目が離せない緊張感あるね。どちらかといえばカメラの向こうの世界よりカメラの手前のスタッフとかがどんな感じでドタバタしてたのかが気になってしまった。最近は映画は誰の目線なのかが気になる。

■映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち天才」@Amazon Prime Video

タイ映画って珍しいな、と思って鑑賞。さくっと見れる安定感はあるけど可もなく不可もなく、という感じ。サワディーカーとか言う以外はそこまでタイっぽさはなかった。

■映画「十九歳の地図」@Amazon Prime Video

中上健次原作のやつ。以前見たような気がしてたけどたぶん初見。原作の悶々としてた雰囲気はしっかり映像化されてる気がするけど小説の方がもっとアツかったような…大江のセブンティーンもだけど、こういう年齢を冠した悶々系は定期的に振り返りたくなる。別にこういう人生じゃないけど自分の立ち位置を確認するような。


■映画「家へ帰ろう」@Amazon Prime Video

偏屈ジジイが旧友に会いに行くやつ。まぁまぁ良かったけどもっとみんなに優しくしてあげて。最初の一瞬しかでてこないけどずる賢い孫娘とのやりとりが良かった。


■映画「素晴らしき哉、人生!」@Amazon Prime Video

スーパー定番っぽいけど初見だった。BTTFの元ネタとも言えるようなシーンがたくさんあってニヤリ。シンプルな構成だけどスーパーハッピーなラストも含めて良かった。

■映画「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」@Amazon Prime Video

レディバードの監督&主演コンビと聞いて。若草物語は他の作品も含めて初見だったので全然話の筋もわからなかったが全部良かった。この作品に限らずだけど登場人物が嬉しそうに街中を走ってるシーンっていいなぁ。周囲とはちょっとズレた時空を移動してるみたいな。

■映画「ラブ&ポップ」@Amazon Prime Video

たぶん2回目だけどラスト以外ほとんど覚えてなかった。あらためて見るとすごく今っぽいカメラセッティングだな…いまみたいなアクションカメラではないものの小型CCDカメラとかが流行ってたのかな…。浅野忠信がクズっぽい役をやってるっていうだけでもうこの時代のニオイがぷんぷんする。

■映画「DEATH TO 2020」@Netflix

合間合間にジョーク的なキャラをはさんだドキュメンタリー?とりあえず大変な1年だったしほとんどの問題は2021へと続いているので今も大変。世界のいろんな問題に関心が向くのはいい。

■映画「ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー」@Netflix

結局こういう青春モノに惹かれる。物語のなかで扱う期間がちょっと短すぎる気がして、結果的になんとなく浅く感じてしまったけど主役2人のキャラとか友情の加減はいい。門出はいろんなドラマがある。

■ドラマ「オザークへようこそ シーズン2」@Netflix

もう見ないと思ってたのにシーズン2。舞台が動かないので1のときよりゆったりしてる気がしたけど後半でまたいっぱい人が死んで続きが気になる展開に。3見るかぁ…3見たら次に配信される4も見なきゃだなぁ…。ただし登場人物はほぼ全員好きになれない感じの物語。

■美術展「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」@愛知県美術館

仕事ついでに寄り道して見てきた。ただでさえ情報量多い作風だけど作品数も多くトッピング全部のせを替え玉し続けてお腹ビッグバンの走馬灯な感じだった。最後のウィズコロナシリーズもそうだけど何十年も先駆者としてクソコラ選手権やり続けてきたんだな。この先も続けて欲しい。後日見た妻はY字路を気に入り、画集を購入。

■映画「グッドフェローズ」@Netflix

スコセッシ映画としてはかなり人気高い作品だと思うけどあんまりピンと来なかった。基本的に悪い奴らには共感しにくいのかも。

■映画「バーレスク」@Netflix

上京した女性のショーパブでのサクセスストーリー、というオーソドックスなテーマをしっかりやってる感じ。まぁ、よかった。

■映画「日本のいちばん長い日(古い方)」@Netflix

史実の勉強的な側面も含めて見てよかった。戦争反対とか簡単には言えない気がした。それぞれが信じた正義や大義がある。だから恐ろしい。そして面白い。

■映画「肉弾」@Amazon Prime Video

日本の〜と同じく岡本喜八監督作品。こちらは個にフォーカスして戦争の滑稽さを描いててこういう皮肉っぽい感じも好きなんだけど日本の〜のガチガチの完成度の方が印象に残る。まぁでも二つで一つの作品、って感じよね。

■映画「大誘拐 RAINBOW KIDS」@Amazon Prime Video

前日までの流れで岡本監督作品の比較的新しいやつを。誘拐されるばあさんが結局全部牛耳る感じの話。まぁまぁ。時代の雰囲気は面白いけど好きな時代ではない。

■映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」@Amazon Prime Video

選挙のドキュメンタリーはいくつか見たことあるけど、比較的オーソドックスな内容。印象にはあまり残らなかったけど見てよかった気がする。政治家は家族も大変よね。

■映画「LIFE IN A DAY 2020」@youtube

10年前にあった、1日の世界中の映像を集める企画の2020年版。たしかにコロナ禍のいま、やる意味はあるよね。前作からのつながりもあったけど切ない結末だった…。またいつかなんとなくぼーっと眺めたい。

■映画「めがね」@Netflix

以前見たような気がしてたけどたぶん初見。まったりした空気は嫌いじゃないけど全体的にまったりしすぎて最後はなんだか世界が遠く感じた。

■映画「彼らが本気で編むときは、」@Netflix

マイノリティに焦点をあてた作品はそれだけでプラスな印象を受けることが多いんだけど、都合よくことが運びすぎると逆に冷めちゃうね。きれいな話だけど何かが置き去りにされてる感じがした。

■ドラマ「オザークへようこそ シーズン3」@Netflix

結局見てしまったシーズン3…。まあ2の続きって感じで相変わらずヌルヌルしてて爽快感とかは一切ない。結局4も見るかぁ…。

■映画「マイ・ストーリー」@Netflix

オバマ夫人のドキュメンタリー。お互いいいパートナーだったんだな、と感じたけどあまりそれ以上の感想はない。

■映画「南極料理人」@Netflix

男たちの南極滞在記。まぁ気軽に楽しめた。堺雅人はどの作品でも半笑い。半笑直樹。

■写真展「「写真の都」物語 ―名古屋写真運動史:1911-1972―」@名古屋市美術館

名古屋にそんなムーブメントがあったのか…ということすら知らなかったので興味深かった。ネイティブナゴヤンはある程度肌で感じてたりするのかな?大須の古い風景とか東松照明の有名なやつも見れてよかった。

■映画「湯を沸かすほどの熱い愛」@Netflix

宮沢りえは病的な役が似合うな…。まぁまぁ。ちょっと都合のいいストーリー展開だと感じた。

■映画「グリーンブック」@Amazon Prime Video

うわさの良作。人種問題など事実を元にした作品で、最強のふたり的ないい話。よかった。

■映画「ザ・ホワイトタイガー」@Netflix

インドの成り上がりストーリー的なやつ。設定とか盛り上がり方はいいんだけど、終わり方がなんとなく尻すぼみ感あったな…。

■映画「虐殺器官」@Netflix

本当は原作読んだ方がいいんだろうけどなんとなくの筋を知りたかったのでアニメでいいか、と。ただ案の定アニメだと何か物足りない気がした。

■詩展?「最果タヒ展」@パルコギャラリー名古屋

近場に寄ったのでサッと行ったけど若い女子だらけでおじさんは肩身が狭かった…。平易な言葉で書かれた詩、というのはいいんだけどどこを切っても似たような印象になってしまうような展示だった…気がする。同じことをちょっとした言葉の差で表現しているというか…吐き出された言葉が整理されずに堆積しているような。

■お笑い「ドキュメンタル シーズン9」@Amazon Prime Video

前回も思ったけどいい加減飽きてきたな…あんまり笑えないし…。もっとなんかあるだろ。

■映画「ステップ」@Netflix

シングルファーザーっていうテーマは興味あるけど娘の達者なキャラがちょっと不自然だし後半のハッピーな流れも都合が良すぎる…。

■映画「命の始まり」@Netflix

子育てに関するドキュメンタリーのダイジェスト版。なるほど、と思いつつダイジェストなのでざっと見て終わってしまった。

■映画「ランブラーズ2」@AICHI⇆ONLINE

リアリズムの宿の続き、とのことだが観たの昔すぎて覚えてない…。とはいえこの空気感はいいね。リアリズム〜ももう一回見直したいな。

■美術展「佇む気配/片岡 美保香」@Valur

シュールな絵は好きなんだけどもう少し具体的な何かが欲しかった気がする。モヤっとした先に行けない。

お別れの一曲はやないけいで。サブスクにないので近作は聞けてないけどずっとスタイルは変わらないなぁ。この曲はけっこう昔のやつ。博多のニールヤングとか呼ばれてたっけ。

11〜12月の鑑賞記録

よくわからない感じでついに2020年が終わる…。世界はどうなってしまうん…。

■映画「悲しみに、こんにちは」@Amazon Prime Video

タイトルとイメージ画像的には結構ポジティブな話かと思ってたけど、想像以上に悲しいシーンの連続だった。この卑屈さを簡単には責められないよな…最後の涙が明るい世界への扉になってればいいけど…。その後もたくましく生きててほしい。

■ドラマ「オザークへようこそ シーズン1」@Netflix

おっさんが資金洗浄のためにドタバタするドラマ。ネットフリックスオリジナル版のブレイキングバッドと言われてるみたいだけど、もうちょっと静かな感じかな。進行もゆっくりしてる印象だし。悪くないけど…いったんシーズン1だけでいいかな。

■ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」@Netflix

非常に特徴的で魅力的な女性が主人公なんだけど、内容としてはなんだかんだでトントントンとうまく進んでいく感じがへぇ、って感じで引っ掛かりが少なかった。人気があるのもなんとなくわかるけど。

■映画「ヒメアノ〜ル」@Netflix

いい緊張感もあった気がするけど、なんとなくストーリーとしてはうすっぺらい気がした。辛い過去があるとはいえ、こういう殺人鬼には共感できんし魅力を感じない。

■映画「アバウト・タイム 愛おしい時間について」@Netflix

評価が高かったのでいつか見ようと思って思ってようやく。で、思ったより良かった。タイムトラベルものとしては地味な部類だと思うけど、中心にあるのが人生の尊さみたいな感じでしっくりきた。「愛おしい時間について」っていう日本語サブタイトルは好きじゃないけど、中身は結構そんな感じだった。

■映画「一人っ子の国 ONE CHILD NATION」@Amazon Prime Video

中国の一人っ子政策についてのドキュメンタリー。史実として知っておいてよかった、というレベル。でもこの政策を念頭に置いて中国を歩くとまた見える景色とか家族のイメージとか変わってくるんだろうな。

■映画「見えない目撃者」@Amazon Prime Video

盲目の吉岡里帆がいろいろあって犯人と戦う、みたいなのはいいんだけどアクションシーンが不自然なのが気になった。犯人もっと走れよ、早く殺せよ、とか思ってたら全然リアリティー感じられなかった。無駄にグロいシーンは多いけど。

■映画「走れ、絶望に追いつかれない速さで」@Amazon Prime Video

死んだ友人の影を背負いながら少しずつポジティブな方向に向かっていく系のやつ。ちょいちょい臭いセリフがあったり、無駄に荘厳なシガーロスみたいなBGMが違和感あった。もう少しなんか展開の広がりが欲しかった。

■美術展「羽毛がすはだにふれる/中野 優」@Valeur

少ない色と線で描かれた絵たち。どの絵にもささやかに人(または人的な何か)が佇んでいて、「居場所」というフレーズを連想した。

■ドラマ「ペーパーハウス シーズン1~4」@Netflix

Netflixのドラマではだいたい名前があがるほど評判が良かったので。噂通り面白かった。さくさく見れるし、それぞれのキャラも立ってていい。ナイロビ姉さんかっこいいな。内容を忘れないうちに次のシーズン配信してほしい。

■映画「止められるか、俺たちを」@Netflix

若松プロにいた女性を主役にした映画。事実ベースなので全体的に再現VTRっぽくてなんか安っぽく感じた。アラタもがんばってるだけど…モノマネ感。主役の門脇麦だけがきちんと世界を纏ってた気がする。

■映画「アメリカンヒストリーX」@Netflix

人種差別問題を扱った映画はいくつか見たけれどこれが一番シンプルでわかりやすかった。社会問題としてのわかりやすさ、というよりは個人が抱える気持ちのようなものがわかりやすい、というか。

■映画「ミッドサマー」@Amazon Prime Video

噂のカルト映画、というイメージだったし結構その通りだったんだけど、A24らしいオシャレさで全体が覆われていて、カルトっぽさ=うさんくささがちょっとかき消されてしまっていたようにも思う。70年代くらいに同じ内容で作られてたらもっとプンプン匂ってたんだろうな。

■映画「シャザム!」@Netflix

軽い気持ちで見たヒーロー映画。ちょっと子ども向けかな、って感じだけどそれなりに楽しめた。

■映画「オアシス」@Amazon Prime Video

社会から弾かれた二人のラブストーリー。それなりに面白かったが障害を持った人物の演技ってなんか喉の奥に引っかかるものがある。鬼気迫る演技ではあるんだけど…。

■映画「ウォッチメン」@Netflix

ドラマ版が評判なのでそれを見るための予習として見た。ただし2時間に詰め込むにはかなり複雑だし構成もわかりづらかった。コミック版を読んでる人にとってはどうなんだろうな…。

■ドラマ「ウォッチメン 」@Amazon Prime Video

で、ドラマ版もその流れで見た。が、こちらも構成は複雑でわかりづらい。伏線の前半とそれがつながっていく後半、というつくりだけどもうちょっとわかりやすくやれたんじゃないだろうか。とはいえ評判通りに後半の畳み掛けはよかった。6話のフーデッド・ジャスティス誕生ストーリーは特に素晴らしかった。

■ドラマ「TRUE DETECTIVE 二人の刑事」@Amazon Prime Video

こちらも評判のやつ。HBOがアマプラから消えるとのことで年末ギリギリに見た。ちょっとマインドハンターっぽいけどこっちのほうがいい緊張感があった気がする。主役二人の人間臭さもいい。ただし犯人が結局狂人すぎると、そっちに感情移入できないのがちょっと物足りなく感じてしまう。

半年に一回くらいこの映像見返してる。人々と“対峙”してるって感じがほんとかっこいいな。最近のはほとんど聞いてない。それでは、良いお年を。

7〜10月の鑑賞記録

前回更新したときは春でしたが、あっという間にもう冬みたいな空気ですね。今年は本当に変な流れの1年だなぁ…。とか言いつつこれがもう当たり前の流れになっていくんだろうなぁ…。マスクは眼鏡くらい恒常的なアイテムになっていくのかな。

■映画「メイド・イン・ホンコン/香港製造」@Amazon Prime Video

たまたま見ようとしているときに例の法案のこともあり、ちょっと特別な気持ちで見れた気がする。さほど面白くはなかったが。香港の墓地には行ってみたい。斜面で日当たり良さそう。

■映画「オマールの壁」@Amazon Prime Video

あとで知ったけどパラダイスナウと同じ監督の作品なんやね。たしかに近しい世界観やテーマだな。人間関係の探り合いみたいな感じがあるのでこっちの方がちょっと深みがあるかな。冒頭のゴッドファーザーの物真似は秀逸。ただし主役3人がみんな坊主なのはやめてほしい。文化的なものかもしれんけど最初は見分けがつかんかった。

■ドラマ「呪怨 呪いの家」@Netflix

実は以前の映画シリーズとかみてないのでなんとなく一般的な呪怨イメージだけで見てみた。後半いろいろな伏線も回収されていく感じがあったのでまぁそれなりの満足感はあったけど、腑に落ちないような「?」も胸に残りもやもやした。あえて不親切とか不自然な感じにされてる感じっていうか…なんとなくホラーというジャンルには作為のいやらしさに壁を感じる。高校生くらいまでに見てた方がいい残り方したかな。世間的には今回のドラマ版は評判いいみたいだな。

■映画「ミリオンダラー・ベイビー」@Netflix

ずっと見ようと思いつつマイリストで長い間眠ってた一作。後半こんな悲しい展開になるとは…感情は動かされるけどそこから得られるものは少ない気がする。ただただ悲しい。

■映画「ヴィオレッタ」@Amazon Prime Video

予告編で見た以上のことはあまりなかったように思う。主役はホントに美少女すぎて見飽きないんだけど…30分くらいできゅっとやれそうな内容。

■映画「レ・ミゼラブル」@Netflix

原作も含めて超有名だけど今回が初無情!で、あまり自分には響かなかった。ミュージカルという形式故なのか作り込まれた“完成度の高い”世界観のせいなのか…全然共感の余地もなく、ただ歴史を眺めていただけだった。でも同名の最近の映画にはまだ興味があるのでまた見ようと思う。

■アニメ「日本沈没2020」@Netflix

期待してたけどSNSでは評判悪いなぁ…。見てみたら…たしかに…イライラするような妙な展開の連続だった…。原作見てないけど結局こんなポジティブな感じで締めるの?ただしネトウヨが騒いでるような反日作品ではない気がするぞ。どちらかというとなんだかんだで日本万歳!な作品では?デビルマンcry babyはよかったのに。

■映画「はじまりへの旅」@Netflix

偏屈な父親と巻き込まれてる子どもたちか…って眺めてたけどなんだか段々いい家族に思えてきた。ちょいちょい挟まれる音楽のセッションシーンとかが効いてるのかも。そして「チョコレートドーナッツ」同様、この映画もエンディング曲はアイシャルビーリリースト。ズルイな。

■ドラマ「アップロード 〜デジタルなあの世へようこそ〜」@Amazon Prime Video

死後はオンラインでアバター生活しようぜ、な話。ブラックミラー(の一部)とグッドプレイスを足し合わせたような世界観だけど、だいぶ見やすく、楽しくつくられてる印象。ストーリーよりも設定とか小ネタで楽しめる。短いしサクッと見れる。

■映画「世界にひとつのプレイブック」@Netflix

男女ともに直接かかわると大変そうなキャラだなぁ…。この話に関してはハッピーエンドで良かった。物理的に何かに打ち込むっていいことなんやな。

■美術展「EDIBILITY/鵜飼聡子」@GALLERY VALEUR

可食性に着目した諸々のインスタレーション。テーマは面白いけどガツっとしたインパクトがもっと欲しかった。同様のテーマでもっと広げてほしい。それにしても久しぶりにギャラリーとか行ったな…。

■映画「アス」@Amazon Prime Video

こないだ見たゲットアウトとか、この監督の作品は社会問題のメタファー的に語られることが多いみたいだけど、作品を見る限りはそういう解釈もできるけど…なんか釈然としないものが残る。それがこの作品の良さなのかもしれんけど…釈然としない。

■映画「ぼくたちの家族」@Amazon Prime Video

地味だけど良かった。地味な不幸が日常っぽい。池松のこの感じも彼にしかできない感じやなぁ。染谷もそうだけどいいポジション。

■映画「孤狼の血」@Netflix

時代が時代だからなのか、やんちゃな世界だなぁ…。

■映画「劇場」@Amazon Prime Video

なんとなくいい終わり方っぽい感じになってるけど、その過程では男のクズっぷりばかり印象に残ってるので納得いかない。

■ドラマ「ベビーシッターズクラブ」@Netflix

ティーンが主役のドラマは好きだけどこれは正真正銘ティーン向けだな…ほっこりするけどさらっとしてる。

■ドラマ「アメリカを荒らす者たち シーズン2」@Netflix

いつの間にかシーズン2でてた!シーズン1からタイトル変わってるから気付かんかったわ。このモキュメンタリーな世界観もいいんだけど、結局次々新しいキャラが出てきて期待を裏切り続けながら進んでいく手法はもう飽きたな…。事実ベースだからこそそういう展開はワクワクするんだろうな…。

■ドラマ「まだ結婚できない男」@Amazon Prime Video

前シリーズを見てたのでその流れで見てみたけど…ほぼ一緒のことをキャストだけ一部変えてやりました、という印象。セルフ二番煎じ。キングクリムゾンのセカンドアルバム。

■映画「ワンダーウォール 劇場版」@Netflix

短くてサクッと見れるな、と思って見たけど結局短くて中途半端な印象。面白そうな題材ではあるけれどもっと展開のしようはなかったのだろうか。

■映画「同じ遺伝子の3人の他人」@Amazon Prime Video

地味だけど意外と面白かった。昨今話題になっている優生思想にもちょっと関連するな。育つ環境って大事やね。

■ドラマ「チェルノブイリ」@Amazon Prime Video

ずっと重くてずっと緊張感あるんだけどリアリティもすごくあってあっという間に見終えた。事実がもちろん特殊すぎるんだけど丁寧に丁寧に作られている印象。悪しき事件の記録としてもこういうのは必要よね。ただ同じようなメガネのおじさんはいっぱい出さんでほしい。

■映画「はじまりはヒップホップ」@Amazon Prime Video

NZのドキュメンタリー。がんばれおばあちゃん!な映画だけど予告編以上の展開はなかった気がする。

■雑誌「IMA vol.31 横田大輔、増幅する写真の細胞」

だいぶ前に届いてたけどなんとなく読み進められてなかった。彼の作品は展示でもっとじっくり見てみたい。そしてトークとかも聞いてちゃんともやもやしたい。

■映画「来る」@Amazon Prime Video

なんかtwitterがざわついてたので。以前の作品は好きだったけど「渇き」がちょっとイマイチだったのであまり期待してなかったけどエンタメ色強くて見易かった。どちらかといえば園子温作品です、って言われた方が納得感強いかも。映像はとても綺麗だった。

■映画「CURE」@Netflix

おそらく昔みたけどNetflixに来てたので。なんとなーくしか覚えてなかったけどそういえばこういうやつやったな…。90年代Jムービーの感触が懐かしかった。…とか書いておきながら今この瞬間までこれ青山真治作品だと思い込んでた、なぜか。他の作品も結構混同しちゃってるな…。

■映画「mellow」@Netflix

今泉作品らしい「好きのすれ違い」みたいなのは今回も散りばめられてるんだけど、全体的に緩かった気がする。映像もなんだかチープな感じ…。もっと激しくぶつかりあってほしい。

■お笑い「ドキュメンタル シーズン8」@Amazon Prime Video

惰性で見てるけど今回は特にハズレだな…出演者へのマイナスイメージばかりがたまっていく…。

■雑誌「IMA vol.32 現代写真の求道者、スティーブン・ショア」

いまだに自分のなかではスティーブンじゃなくてステファンの方がしっくりくるんだけど間違いなんだろうな…。とりあえずまたUncommon~を引っ張り出して眺めようと思う。何を撮る場合も基本的にはシャッターは一度しか切らない、って潔いしすごいな。

■雑誌「IMA vol.33 写真が描く世界のいま」

みんな悩みながら生きてるんやな…こんな時代ではあるけれど時代の記録として新たな表現が生まれることを期待したい。

■ドラマ「ウォーキングデッド シーズン1~4」@Netflix

以前から気にはなっていたけれど、10シーズン分はまず見れないなと思ってたので諦めてた。でもこんな状況だからこそ手を出してみたくもあり…結局中だるみだと言われるシーズン5に入る前に切り上げることに。結果的にはそのくらいでやめてよかったかな。なんとなく飽き始めつつ、でもちょっとだけ続きも気になる…くらいで。ここまでは面白かったし。一人ひとりのキャラも立っててこりゃ人気出るわな。重要人物もバンバン死んでいくけど。ただ、フェイバリット作品にはなりにくい何かがある…。

■映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」@Amazon Prime Video

タランティーノの映画愛は痛いほど伝わってくるけど…なんとなく自分はそこにうまくフィットしなかった気がする。史実との違いも含めてなんかムズムズした。

■映画「顔たち、ところどころ」@Amazon Prime Video

若い写真家と老いた写真家のロードムービー。悪くないけど特別良いとも思わなかった。

■映画「団地」@Amazon Prime Video

終盤SF展開に。もっとスタンダードな団地の物語にした方が面白そうなのに…。メインキャストのキャラはよかった。

■映画「IDOL -あゝ無情-」@Amazon Prime Video

もうこのオーディション映画化は無理があるな…今回はBiS解散にフォーカスしてるけど全体的に既視感が多かった。

■映画「もう終わりにしよう。」@Netflix

賛否両論あるけど、自分にはハマらなかった作品。最近見てないけど昔のリンチ作品とかこういう感じだったかな。。。

■映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」@Netflix

マクドナルドの乗っ取られストーリー。史実として面白かったが、事実だけに胸糞悪いな。

■映画「キューディーズ!」@Netflix

少女に性的なダンスをさせるのはどうか、と非難されてるみたいだけど、一方的にそれを肯定してるわけじゃないし、ティーンの青春ムービーとしてまぁまぁよかった。

■映画「ビューティフル・マインド」@Netflix

これもなんか既視感あるな…舞台はもっと昔だけど2001年っていう制作年を見て、なんとなくこの時代の映画っぽい展開な気がした。

■映画「ハッピー・デス・デイ」@Amazon Prime Video

ループものとしては普通だけど上手くできててキャラもよくてテンポよく楽しめた。続編もあるけど…そこまではいいかな。

■映画「#生きている」@Netflix

話題の韓国ゾンビモノ。少し前までウォーキングデッド見てたからかもしれないけど、シチュエーション違いの同じようなものを見てる感じで新鮮味はなかった。

■映画「最高に素晴らしいこと」@Netflix

なんとなく都合の良い展開だな、と思いつつだんだん鬱展開へ…。全体的には嫌いじゃないんだけど既視感が強かったような気もする。

■映画「ナイブズ・アウト」@Netflix

たのしく見れる感じのエンタメ探偵映画。でもいろんなキャラがいる割に一部の登場人物だけで話がまとまってしまってたような気もする。もっとどんでん返し的なのが欲しかった。

■ドラマ「マインドハンター シーズン1」@Netflix

評判いいので見てみたけど自分にはちょっと退屈だったかな…。あの時代のアメリカの雰囲気は好きだけど。たぶんシーズン2は見ないと思う。

■映画「TENET テネット」@ミッドランドスクエアシネマ

久しぶりの映画館。ドルビーシネマで見たからか、音がデカすぎて…音がデカすぎた。ちゃんと理解できないまま物語が進んだり戻ったりして振り回される感じは面白いんだけど終始ぽかーんとしてしまった。すごいんだけど好きかと言われると微妙かも。インセプションも似たような印象だった。そういえばダンケルクのときも音がデカいみたいな印象が強く残ってしまった気がする。いや、うーん…見る価値はあると思うけど。

■映画「海よりもまだ深く」@Netflix

結構最近見た気がするけど、なんかもう一度見たくなって。やっぱこれと歩いても歩いてもが好きだな…。大したスペシャルなことはないんだけど阿部寛や樹木希林の自然な人間臭さがいい。

■映画「スリービルボード」@Amazon Prime Video

評判が良くて気になってたので。さほど派手ではないんだけど展開が進むにつれてグイグイ引き込まれていく感じがあった。だいたいの物語ってある程度オーソドックスな流れが予想できるけど、これはゆるやかに裏切りながら新しい視界を見せてくれた感じ。正義も悪も溶け合ってモヤモヤする感じは「別離」に近いかも。こっちの方が後味はいいけど。

■映画「立ち去った女」@Amazon Prime Video

さすがに3時間半は長い!けどこの淡々とした世界観は絵を眺めてるような写真集をめくっているような感じで斬新だった。あえて言うならモノクロだし「ROMA」に近いかも。90分版とかあればもっと好きになりそうだけど、それはそれで味がうすまっちゃうのかな…。あと、終わり方はなんとなく印象薄くて好きじゃなかった。

■映画「スウィート17モンスター」@Netflix

俺が手を出しがちなティーンの青春もの。友人とか親とのああだこうだ、っていうオーソドックスな感じは嫌いじゃないけど、レディバードの方が全体的によかったかな。

■映画「プラダを着た悪魔」@Amazon Prime Video

若者のサクセスストーリー?として定番感ある気もしたけどまぁまぁ楽しめた。アンハサウェイは顔のパーツが全部おおきい。

■ドラマ「ザ・ボーイズ シーズン1&2」@Amazon Prime Video

アマプラで多分1番話題のやつ。ギリギリちょうどシーズン2の最終話にリアルタイムで追いついた。ただ、なんとなくシーズン1の展開に比べて2はちょっと鈍った感じがする。まぁ全体的には面白いんだけど…そこまで好きにはなれないかな。去年MCUいっぱい見たからその後に見れてよかった。

■ドラマ「半沢直樹」@地上波

これも世間的にはすごく話題のやつ。最終話が終わったので録画したやつを一気見した。前シリーズについてあまり覚えてないけど、ここまで顔つきあわせて大声だす演出の連続やったかな…。正義を貫くのはいいけど結局大きな声を浴びせて詫びさせて…みたいな価値観はちょっと古い気もする。

■映画「運動靴と赤い金魚」@Amazon Prime Video

地味ではあるんだけどすごくよかった。イラン映画やっぱいいな。子ども特有のもじもじした感じとか悔しい感じがすごく伝わってくる。子ども目線だから世界がすごく狭いんだけど、人生のサイズって結局そういうことなんよね。ため息的な終わり方もよかった。

■映画「監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影」@Netflix

こちらも話題のドキュメンタリー。以前似たようなNetflixのやつ見た気がするけど…まぁこういう仕組みは知っておいて損はないよね。ある程度自覚しながら情報に向き合わねば、と思った。

■映画「フレンチアルプスで起きたこと」@Amazon Prime Video

“気まずい”を絵に描いたように映画にした感じ。登場人物みんな人間がちっさい感じが愚かでかわいい。現実で直面したくないシーンばかりだけど、人間関係ってこういうことの連続よね。演劇っぽい感じもした。あとで知ったけどザ・スクエアと同じ監督だったか。どうりで。リメイク版もあるらしいが評判は最悪らしい。

■映画「みかんの丘」@Amazon Prime Video

好評だったし悪くないけどあらすじで読んだ感じ以上には魅力を感じられなかったかな。

■映画「パラダイス 愛」@Amazon Prime Video

いつか見ようと思ってたパラダイス3部作。こないだのフレンチアルプス〜もそうだけどこれも人間の愚かさがかわいく描かれてる。おろかわいい。特に1作目の”愛”は愚か。欲にまみれるおばちゃんのクソっぷりがいい。ただ日本人が東南アジアとか観光するのも、客観的に見たらこんな感じなんやろね。

■映画「パラダイス 神」@Amazon Prime Video

2作目は1作目に比べて暗めで悲しげ。宗教とか信仰とかを皮肉った感じはまた愚かわいいけど…救いようのない救いって感じで息が詰まるな…。3作とも基本は固定アングルで、たまに手持ちカメラの生々しいシーンが差し込まれるのも意図的な演出か?固定アングルの構図はいつも美しい。だから余計に滑稽。

■映画「パラダイス 希望」@Amazon Prime Video

3作目はダイエット合宿なのでみんなおデブちゃんたち。なんか楽しそうでよかった。絵的にもゆかい。

■映画「サファリ」@Amazon Prime Video

同じくザイドル監督作品。富裕層がアフリカで娯楽としてハンティングする様子を撮ったドキュメンタリー的な映画。淡々としてるのは過去作も同様だけど、ちょっと退屈すぎた気がする。

■映画「スイスアーミーマン」@Netflix

オシャレな感じだけどよくわからんかった。たぶんそういうのを狙ってつくってるんだろうけど。A24らしい作品?なのかな。

■映画「太陽を盗んだ男」@Netflix

久しぶりに見た。記憶していた以上にシンプルなストーリーで、終盤の菅原文太との死闘まではちょっと退屈に感じた。日本映画としてはスケールでかいよね。

■美術展「及川 裕子展:水は大地に還る」@Valeur

自然をテーマにした美術作品は膨大にあると思うけど、どこかで人の存在とかを感じさせないと個人的にはピンとこない。この展示はちょっと自然寄りでふわっとした印象だった。

■映画「ハートストーン」@Amazon Prime Video

ティーンの甘酸っぱい青春系、と言えばよくある感じなんだけど、山と湖がデーンとあるこの環境は世界観を新しくしてた気がする。終わり方がふわっとしてたけど全体的にはよかった。

■映画「ここは退屈迎えに来て」@Amazon Prime Video

地方と東京の間で揺れ動く若者たちの群像劇、だけどちょっと時間軸の行き来とか、接点が意外と少ない登場人物たちがわらわらいたりして入り込みにくかった。よく見るといろいろ伏線回収はしてるんだけど…つながってるだけであまり意味はなさそう。

■映画「退屈な日々にさようならを」@Amazon Prime Video

退屈つながりでもう1本。今泉力哉の映画は結構見てるけど、彼らしい微妙なすれ違いとか、ダサい恋愛観みたいなのが結構出てた気がする。最近のはさらっとしたやつが多かったので。

■映画「ニンゲン合格」@Amazon Prime Video

10年間眠ってたのになんでこんなひょうひょうとしてるんだ…。こんだけ寝てると半分あの世に行っちゃってたのかな。三途の川みたいな不思議な世界だった。

■映画「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」@Amazon Prime Video

life in a day的な日常積層系だけど、あまりにも山場がない気がした。事前情報で大体予想はできてたんだけど…そしてそういうのが自分は好きだと思ってたけど…これはちょっと物足りなすぎたかな。

■映画「女は二度決断する」@Netflix

家族を失った女性が復讐する過程での葛藤を描いた作品。全体的に過去の思い出ばかりが美しく、目の前の現実が辛すぎた…。悲しい結末に至ったのも納得できるが…なんとか報われて欲しかった。どう転んでも辛い葛藤は、ほんとうにどうしようもない…。日本語タイトルはそんな葛藤の象徴として二度の決断を掲げてるんだろうけど…なんとなくそこじゃない気がした。

■映画「おじいちゃん、死んじゃったって」@Amazon Prime Video

岸井ゆきのは何に出ても似たような感じだけど自然でいいなぁ。この映画についてはところどころ演出過剰な気がしたけど、葬式前後のゴタゴタは人間味があって面白いよね。

■リアリティーショー「バチェロレッテ シーズン1」@Amazon Prime Video

終盤までなんとなく見てたけど、結末を見て前回のバチェラーのような後味の悪さ。結果的に誰も幸せにならない感じだし案の定炎上してるみたいだけど…これは全部本人の意思なんかな…リアリティーショーの負の側面をまた見た気がした。

お別れの1曲はLola Marshで。気怠く落ち着きつつ楽しげでいい歌声だなぁ。