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9〜10月の鑑賞記録

選挙も終わったけど、結局なんも変わる気がせんな…それでいいと思ってる人が多数ってことなんやろな…。何党が政権にぎってもいいんだけどせめてもっとクリアでオープンなコミュニケーションはしてほしいな…。

■アニメ「オッドタクシー」@Amazon Prime Video

噂の話題作。絵柄的にのほほんとしたイメージだったけど、なかなかスリリングなサスペンスだった。動物じゃなくても…と思ってけどこの方がバランス良かったんだろうね(終盤で動物の件は触れられるけど必然性はない)。「よだきい(大分弁)」とか久しぶりに聞いた。

■映画「お嬢さん」@Amazon Prime Video

なんとなく堅い感じの歴史ものかな、と思ってたけどいい意味でエンタメに仕上がってて面白かった。日本語には違和感あったけどそれも歴史的なニュアンスとして受け止めたらいいのかな。とりあえずシナリオの大筋がよかった。

■映画「あの頃。」@Netflix

ハロヲタたちの友情物語?的なやつ。気軽に見れたけど主人公のその後のバンド関連の方にスポット当てた方が面白そう。

■映画「プリズナーズ」@Amazon Prime Video

やや長いが、なかなか先の読めない展開で面白かった。ただ個人的にはこういう事件の犯人はもっと意外性がある方が好きだな。トゥルー・ディテクティブか何か見たときにもそう思った気がする。善悪の表裏一体感というか。まぁそれは別の人物を通じて描かれていたけれど。あと、ゴーン・ガールと比較されてる意見を見かけたけどこっちの方が一応納得感は強い。

■映画「ボブ・ロス 楽しいアクシデント、裏切りと欲」@Netflix

リアルタイムで彼を知らんからあまり深く入り込めんけど起きてたことはだいたいわかった。あの画報が大衆アートと現代アートとかに与えた影響については別の角度からもっと知りたいな。

■映画「雨に唄えば」@Amazon Prime Video

超有名作だけど所見だった。雨に唄ってるシーンは少しなのね。全体的にタップダンスとかのチャカチャカした感じは楽しかった。でも声が変というだけであんな扱いされる女優も可愛そうよね。

■映画「ローズマリーの赤ちゃん」@Netflix

マザー!の元ネタ的なやつだと聞いて。たしかに夫婦の温度差とか近隣との関係は似た構成やな。とはいえ最終的に意外性のないバッドエンドでちょっと消化不良というか…もっと驚くようなお話方にしてほしかった。ベリーショートは良かった。

■映画「トラベラー」@Amazon Prime Video

友達のうちはどこ?的な子ども特有のモヤッとした感じがいい。いい、けどやっぱり同じイラン映画の運動靴〜には敵わないな。そういえばイランの子どもいっつも走ってるな。

■映画「5時から7時までのクレオ」@Amazon Prime Video

ヌーヴェルヴァーグっぽいフランス映画。2時間の出来事だけで構成するっていう形式は面白いんだけど主人公のセレブ感が全然好きになれなくてたんたんと見てしまった。古いパリの町並みの方がちゃんと見てた。

■映画「アメリカン・アニマルズ」@Netflix

グダグダ犯罪計画をドラマと本人インタビューでまとめる珍しい形式。事実だからか知らんけど終わり方とかちょっと物足りんかった気がする。

■映画「寝ても覚めても」@Netflix

もう少しストレートな恋愛映画かと思ってたけどちょっと意外だった。とはいえ唐田えりかのあのキャラは男からも女からも嫌われそうな感じでみんな嫌な気持ちになりそう。そしてその後の主演二人の不倫騒動もあるのでいろいろ負のオーラに満ちてる。あの関西弁はネイティブの人にはどうなん?

■映画「セトウツミ」@Netflix

ゆるい会話のやりとり。なんとなくダラッと聞くのにちょうどいいけど聞かなくてもいい。そんなやつ。ドラマ版の方が評判はいいのかな。

■ドラマ「セックスエデュケーション シーズン3」@Netflix

期待してたけどちょっと1~2より印象うすかったかな。意外なカップリングとかもあったけどシーズン自体の軸があまりないというか…。よく言えばそれぞれのドラマに均等にフォーカスしてるってことなのかな。

■映画「まともじゃないのは君も一緒」@Netflix

気楽に見れるコメディ。最近このヒロインよく見るな。ただ後半の成田凌の成長っぷりが嘘くさい。(都合よくいいこと言えるようになりすぎ)

■ドラマ「クリックベイト」@Netflix

少しずつ事実が明らかになっていく系のサスペンス。評判通り意外な結末だったけれど、納得感はあまりない。こういうバランスって難しいよね。途中で結末見えるのも物足りないし、意外すぎても無理矢理感あるし。まぁ、全体的にはよくできてると思う。

■映画「クレアのカメラ」@Amazon Prime Video

独特な間やな。ズームのカメラワークも奇妙な素人目線というか…。これがホン・サンス節なのか。気にはなるからもう1作くらい見てみようかな。

■アニメ「ドロヘドロ」@Netflix

かなり独特の世界観だな…原作も読んでないのでなんとなく設定とかを理解してる間に終わっちゃった印象。S2もあるのかな。ただ評判ほど面白さは感じられなかった。

■映画「BLUE/ブルー」@Netflix

シンプルなボクシング映画。悪くないけどちょっと地味すぎるかな…松山ケンイチは役ごとに頑張って体型変えてるな…。

■映画「洲崎パラダイス 赤信号」@Amazon Prime Video

この時代の映画はどうしても物語よりも記録映像的な意味で見入ってしまうな…。物語的にはちょっと展開の物足りなさを感じた。

■映画「くれなずめ」@Amazon Prime Video

青春ウェイウェイなやつ。バカバカしくて気軽に見れた。ただこういう輪には入れないので、どちらかというとキレ散らかしてるあっちゃんの方が親近感わいた。

■映画「私たちの青春時代 Adolescentes」@Amazon Prime Video

ドキュメンタリー…にしてはあまりにもキレイすぎるカメラワークとかカット割が気になるな…膨大な記録から編集してこういう見え方になってるのかもしれんけど…逆に生っぽさ、リアリティみたいなのが薄れたドラマを見たような印象。

■映画「フェアウェル」@Amazon Prime Video

中国が主な舞台だけどA24が関わっているからなのかちょっと外から目線でオシャレ。でも中国的な価値観も散りばめられてて興味深かった。地味ではあるけどオチも含めていい観後感。

■ドラマ「お耳にあいましたら」@Amazon Prime Video

気楽に見れる食ドラマ?中身がゆるいので見方も緩くなってしまった。毎回エンディングのダンスのシチュエーションが違うのでスキップせずに見てしまう。むしろダンスを見せるための前フリドラマなのかも。ああいうずっと(繰り返しなく)違う動きで構成されたダンスって何か名前があるのかな。

■アニメ?「ラブ・デス&ロボット シーズン2」@Netflix

シーズン1と同様、CG技術の見本市みたいな感じ。ストーリーも予告編みたいな印象で物足りない。へぇ〜CGすごいなぁみたいな感想。

■映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」@Netflix

気楽に見れる感じのやつ。ちょっと諸々がうまくいきすぎてる気がしたけどそういうオールハッピーな感じにしたかったんだろうね。

■映画「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」@Netflix

コンパクトだけどうまく色々盛り込んだロードムービー?的なやつ。ひとつでも強い夢があるって素敵やね。

■ドラマ「イカゲーム」@Netflix

なんとなくイメージしてたけどカイジっぽいな…でもかなりシンプルにしているので広く親しまれる感じにはなってるな。最近の韓国ドラマらしい親切なつくり。視聴率高くて評価はそんなに高くない、がすごく納得できる内容だった。

■映画「ガタカ」@Netflix

派手さはないけどしっとりと悲しげでいいSFだった。90年代の絵も拙い感じはあるんだけどなんか人間味あっていいんだよなぁ…。SFって結局人間性を新たな視点から見る手法よね。技術の祭典みたいなやつが多いけど。

■映画「007/カジノ・ロワイヤル」@Amazon Prime Video

高校生ぶりくらいに007みた。そういえばこんな感じやったね、007。ほんとうはダニエル・クレイグになってからのやつを順に見ていこうと思ってたけど、1作みたらもういいやってなっちゃった。派手だけど結局水戸黄門みたいな予定調和感が強いし。

■ドラマ「透明なゆりかご」@Netflix

イメージ通りのほほんとしたアットホームな側面もあるけど、結構頻繁に重いテーマが差し込まれてて、明暗がいいバランスだった。生む方も生まれる方も周りにいる人も大変よなぁ。

■映画「娘は戦場で生まれた」@Netflix

これはもう映画の力というか事実としての出来事の力が圧倒的すぎるよな…。生まれたばかりの赤ん坊をゴシゴシして息を吹き返すシーンとかもう生々しすぎて…。

■映画「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」@Netflix

いい感じで予想を裏切りながら物語が展開していくんだけど9人じゃなくてもいいんじゃない?って思った。一人ひとりのことをちゃんと認識する前にあれよあれよ、という感じだったので。

■アニメ「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」@Netflix

ようやくシーズン2も見れた。かなり緻密な世界観よね…現実の日本や世界の問題ともかなりリンクしてるし。ただ、最終的な印象はエヴァと近いところに落ち着いたような気もする。哲学感というか仏教的な生命感というか。

今月の1曲はシンガポールのSubsonic Eyeから。バンド名からわかるようにソニック・ユースチルドレンだと思うけど、この素朴で真面目な感じはすごくいいなぁ。

7〜8月の鑑賞記録

最近ホント写真撮ってないな…いつもこんなことつぶやいてばっかりだ…。もうこのサイトもただの備忘録みたいになってきたし…。かなり作品名が羅列されているので映画名とかで検索して辿り着く人も結構いるんじゃないだろうか…。テキトーなメモでごめんなさい…。

■ドラマ「全裸監督 シーズン2」@Netflix

個人的にはシーズン1より面白かった。人間落ちていくときの方が輝くね。エンタメ色強いけどどのあたりまでリアルベースなんかな。伊藤沙莉はいいポジションの女優になってきたな。

■ドラマ「スイッチ」@Netflix

元々テレビの特番的なドラマスペシャルだったのかな?主演や脚本的にちょっと気になったので見てみたらやはりかなりテレビっぽかった。会話のテンポとか面白いんだけどなんか全体的にうすっぺらく感じてしまう。そういえば夢売る二人もこの二人か。

■映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」@Amazon Prime Video

断片的には見たことあったんだけどこんな感じだったんだな…三島の言葉を一部拝借して言うならば、(三島含む)彼らの主張はよくわからなかったが、熱情だけは感じられた。面白い時代だったな。

■映画「ザ・ウォーク」@Netflix

綱渡り師の話。ひやひやした。早く渡れや。でもこれがほぼ事実としてあったってことがすごいね…そしてあのツインタワーがもうないってことも…。

■映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」@Netflix

もっとシリアスな金融ドラマかと思ったけどラリったチャラいやつだった。同じディカプリオのワンスアポン〜にも似た印象。総じて好きではない。そして長い。

■ドラマ「カルテット」@Amazon Prime Video

こないだ見たスイッチに引き続き坂元裕二×松たか子作品を。非常に感想が難しい感じの不思議なドラマだった。コメディ的な会話の楽しさがありつつシリアスな展開もありつつ恋愛要素もあり…個人的にはどっちかに振り切った方がいい気がした。これがミゾミゾする…というやつなのか。よくもわるくもテレビドラマっぽいのかな。満島ひかりは全編にわたって素晴らしかった。逆に高橋一生には違和感あったな。

■映画「エターナル・サンシャイン」@Netflix

なんかしっくりこなかったからちょっと解説読んだら理解できた。この時系列がもっとわかってれば結末ももっと受け入れやすかったと思うけど…見たのが深夜だったこともありぼーっとしてしまってた。さすがに初見で髪色の変化までわかるか…。たぶんいろいろわかれば面白い話。

■映画「シャイニング」@Netflix

昔見た気がするけど案の定あまり覚えてなかった。というかいくつかのシーンが有名すぎて見たつもりになってたのかも…ストーリーはシンプルなので気軽に見れるけど、どちらかといえば構図とか内装とかカメラワークとかビジュアル的なよさの方が気になった。奥さんのファッションとかも。

■映画「トレインスポッティング」@Netflix

2を観ようと思ったけど1をほとんど覚えてなかったので一応。いま改めて観ると…ジャンキーのチャラチャラ映画、っていう以上にあまりいい印象はなかった。映像のつくりとしてスタイリッシュな感じとかはわかるけど。あとイギーポップは懐かしい。

■映画「T2 トレインスポッティング」@Amazon Prime Video

そして2。基本的な路線は1同様。なので同じような感想。ただこれはもう1のファンに向けた作品、という意味合いが強い感じがして疎外感も。

■映画「おおかみこどもの雨と雪」@Netflix

アニメ映画としては全体的に結構地味だけど良かった。宮崎あおいの声もよかったけど、全体的にお母ちゃんの人生がんばりすぎやね。

■映画「Shall we ダンス?」@Netflix

あの時代、って感じだなぁ…当時自分は子どもだったから全然実感するものはないんだけど。それでもあの時代、って感じさせる時代の空気がある。中身はまぁまぁ、安心して楽しめる感じ。タイトルに関する伏線回収?はよかった。

■映画「時をかける少女」@Netflix

2006年のアニメのやつね。以前見たけど久しぶりに。やっぱりベースの設定とかが普遍的な魅力があるからか、はずれないね。仲里依紗もいいかんじ。なんども映像化はされてるけどその時代ごとの空気感が入ることでいい感じの楔?になってる気がする。こういうSFの。しかしこの手の作品は本当に入道雲と坂道が好きだなぁ…。こういう創作物によってなんとなく現代日本のユートピア観みたいなものがつくられていくんだろうね。

■映画「シャッターアイランド」@Netflix

中盤でなんとなく展開が読めてきた。スコセッシ映画はだいたい長いけどこれももうちょっとコンパクトにしてほしかったかな…。

■映画「星の王子 ニューヨークへ行く」@Netflix

いまさら感あるけど、まぁ安心して楽しめる感じよね。エディ・マーフィ映画とか実はちゃんと見たことなかったかも…。

■映画「沈黙 —サイレンス—」@Netflix

原作の強さがあるから物語そのものが強いんだけど、映像的にも全然スキがないというか緊張感がすごいというか…。長いし疲れるけどこれは映画館で見るべき作品かも。窪塚も不思議な魅力があったな。良くも悪くも人間味がある。ほんとにあんな時代だったんかな…。

■イベント中継「TOKYO 2020 開会式」@NHK

あくまでも五輪に対しては反対派なのでそういう見方になっちゃうけど…やっぱり中途半端だという印象にはなっちゃうよな…。人事スキャンダルもひどいし…。小林賢太郎にはやはりオンエアバトルくらいの場で生きていてほしかったな…。日本にとってはこの五輪も負のターニングポイントになるんだろうな…。いろいろちゃんと記憶しておきたい。

■映画「サマーウォーズ」@Netflix

時かけの流れでこっちも再見。まぁこんな感じだったかな、と思い出す感じ。中学生くらいのときに見てたらもっとワクワクできたかも。

■映画「ラストレター」@Netflix

全体的に穏やかな時間が流れてる感じだけど、よくよく考えると都合良すぎる展開だな…。キャラも絶妙にいいような…中途半端なような…。

■映画「さよならくちびる」@Netflix

主演女優2人は存在だけで間が持つような特殊なキャラだと思うけど、肝心の歌ってるシーンはなんであんなにゆるいんだ…。音楽が軸にあるのに音楽やミュージシャンにリアリティが全然なかった気がする。

■映画「イージー★ライダー」@Netflix

初見の古典。一部のカットの割り方に斬新なものを感じたが、あの時代の記録として以上の魅力は感じられなかった。音楽もあ、これ知ってる〜っていう感覚。この時代のカルチャーが好きな人にはたまらないのかもしれんけど。

■ドキュメンタリー「Perfume Imaginary Museum “Time Warp”」@Netflix

映像に特化した形式で振り切ったPerfume、って感じだな。ここまでくるとVtuber以上に人間味がないような…。曲も昔のほうが人間とコンピューターの境界あたりを描いてた気がする。まぁそれがこのプロジェクトとしては正統な進化なんだろうな。20年後とかどうなってるんだろうな。五輪開会式でも出る案があったとか…。

■映画「バケモノの子」@Netflix

まぁまぁ。ちょっとファンタジー要素が強いので個人的にはおおかみこどもの方が好きだったな。相変わらず随所に入道雲が出てくる。

■映画「ラブ・アゲイン」@Netflix

しっかりしたラブコメ、という感じで面白かったし終わり方も良かった。ただ終盤の伏線回収で唐突につなげようとする点があってそこだけちょっともやった。もうちょっと伏線を匂わせてくれたほうが納得感あったような。まぁでもみんなそれぞれのキャラもよかった。

■映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」@Netflix

悪くはないんだけど中学生くらいを対象につくられてるのかな、という雰囲気。

■映画「THE GUILTY」@Amazon Prime Video

ほぼ電話のやりとりだけで展開されるミニマルなサスペンス。なんとなく終わり方がしっくりこなかったが全体的にはスリリングで面白かった。

■映画「マザー!」@Netflix

軽い気持ちでホラーとして見始めたけど胸糞具合がかなり振り切れててよかった。そうか、ブラックスワンの監督か。たしかに似たような映像的なクライマックスに向けて盛り上がっていく感じがあったな。聖書がベースにあるらしいけどそういうの抜きにしても愚かな人間たちの悲劇と怒りのドタバタとして楽しめる。他人にはおすすめしないけど過去の自分にはおすすめしたい。

■映画「スウィング・キッズ」@Netflix

朝鮮戦争中の捕虜収容所を舞台にしたダンス映画。事実を基にしたやつかと思いきやそうではないみたい。以前見た「血と砂」もそうだけど愚かな戦争に文化や芸術で立ち向かう感じはいいね。オリンピックも本来そういう機能があったのではないかと思うけど、結局政治利用の手段になっちゃって悲しいね。

■映画「アイネクライネナハトムジーク」@Netflix

伏線回収系としては伊坂×今泉は相性いいんだろうけどちょっと地味だったかな…。多部未華子もヒロインの割に登場少なくて影薄い。

■映画「ローリング・サンダー・レヴュー マーティン・スコセッシが描くボブ・ディラン伝説」

偉人たちの記録を見たって感じの教養映画的な印象。たぶんこの頃の力強いディランがあんまり好きじゃないんだわ。もう少し前の若いくせに老けてふてくされた感じの歌が好きなんよな。ジョーン・バエズとかギンズバーグとか見れたのは良かった。

■映画「プライベートライフ」@Netflix

不妊治療にまつわる夫婦の話。地味だけどどこにでもある(けれどあまりオープンにならない)家族のドラマとして面白かった。

■ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」@Netflix

噂の人気ドラマが早くも配信に!ということで一気に見たけど、先日見たカルテットと似た印象。もっと松たか子グイグイな感じだけど。あのキャラを楽しみたい人には最高かも。おしゃれにパッケージングされてるし。ただ、元夫たちはあまり共感できんかったかな…。

■ドラマ「私の初めて日記 シーズン2」@Netflix

シーズン1も見たのでその流れで。気楽にサクサク見れるし、まぁまぁ面白い。個人的にはインド系文化が絡むと1割増くらいで興味を持てる気がする。

■映画「TENET テネット」@Netflix

映画館で以前見たけど配信されてたのでもう一度。片手間に見てしまったので余計にそう感じたのかもしれないけど、やっぱりよくわからん話だった。たぶんそういうつくりなんだろうけど。映像も音もインパクトあるし、大変な労力で作られているのだろうが、あまり好きになるポイントはなかったかな。

■映画「この世界のさらにいくつもの片隅に」@Netflix

一部のエピソードを増やした増強版。前回もやっとしてた部分がすっきりした気がする。やっぱりのんの声がいいね。10年くらいしたらまたみたい。

■映画「ふたりの死刑囚」@東海テレビ

だいぶ前に録画しといたやつ。冤罪とかは興味深いテーマではあるけどドキュメンタリーとしてはちょっと退屈。部屋の中をずっと歩き回ってた男性の姿だけ印象に残る。

■映画「ラブ・アクチュアリー」@Netflix

伏線回収系ドタバタラブコメとしては楽しいんだけど、なんか全体的にトントン拍子でうまくいく感じとかは雑な印象もある。

■ドラマ「アルラワビ女子高校」@Netflix

ヨルダンという舞台は特殊だが、内容は比較的オーソドックスな学園モノの対立系。終わり方はちょっと印象的だったが…13の理由とか見たほうがいいかな。

■映画「花様年華」@Netflix

不倫系の話。舞台がとても狭くて話もシンプルなのでちょっと退屈に感じた。ウォン・カーウァイらしいシャレた画作りもいいんだけど30分くらいでいいような…。

■映画「シカゴ7裁判」@Netflix

評判よさそうだけどちょっと地味な印象。歴史の温度感は伝わるけど。

■映画「東京オリンピック」@Amazon Prime Video

前回の五輪の記録映画。どのカットもガッチガチやね。いわゆるナチュラルな手法ではないけどドキュメンタリーのあり方としてこういうのも個人的にはありだと思う。五輪の神聖化とか国威発揚的な役割は十分に果たしている世界観。ただ今回の五輪はもっと負の側面にしっかり焦点を当ててほしいなぁ。河瀨直美の最近の評判を聞く限りは厳しそうだけど。

■映画「欲ばりなだけの恋じゃなくて」@Netflix

気軽に見れる感じだけど気軽な感じで終わった。主役の雰囲気は魅力的なんだけど映画の中身としてはあっさりすぎかな。アメリとかもこんな感じだったかな。

■映画「エクストリーム・ジョブ」@Netflix

韓国のコメディタッチの刑事モノ。エンタメ色が強く非常に近年の韓国らしい、という印象。気軽に見れたけど次第に忘れていきそう。

■映画「生きのびるために」@Netflix

話題のアフガンを舞台にしたアニメ映画。アニメだと多少マイルドに感じられるけど、実際の女性はもっと厳しい立場にあるんだろうな…。男装によって世界が開ける感じはワクワクするけど本来はそうであってはいけないよな…。

■映画「デッド・ドント・ダイ」@Amazon Prime Video

オフビートゾンビ映画?ジャームッシュらしいかと言われれば…それもよくわからん…嫌いじゃないけどそんなに好きにもなれない。そういう意味ではジャームッシュらしいのかも。無駄に豪華なキャスト。

■映画「シン・エヴァンゲリオン」@Amazon Prime Video

劇場での鑑賞につづいてアマプラでも。だいたい劇場で見たときと同じような印象かな。ただやっぱりあの進研ゼミみたいな結末は…自分には遠く感じてしまう。やはり旧劇派なのか俺は。とりあえずvoygerのシーンはいい。歌との相性がすごくいい。

■映画「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」@Amazon Prime Video

偏屈夫婦のほっこり物語、といえばだいぶ語弊がありそうだけどだいたいそんな感じ。小さな生活に幸せを感じられるのはいいことです。

■映画「Girl / ガール」@Netflix

性の間でもがく少女?のお話。最初から最後までずっと辛いな…バレエのシーンも痛そう…。そのすべてが美しいんだけど美しいという感情で肯定すべきことでもない気がする。最後にもう10分くらい希望がほしかった。

■映画「ノマドランド」@DMM

トレーラー暮らしの初老女性の話。同監督の前作ザ・ライダーと同様、常に静かな悲しさに満たされているような不思議な世界。悲しいがゆえに尊い、という感じもした。老いても日本ではなかなかこういう空気では生きられなさそう。

■アニメ「スーパーカブ」@Amazon Prime Video

一時話題になってたので少しずつ見てた。序盤はこの透明感というか静かな風景に惹かれたけどそのまま最後まで行く感じはちょっと退屈だった。主人公もちょっとたくましすぎてファンタジーの生き物だと感じた。

お別れの一曲はmmmの炭坑節カバー。五輪後の空気に悲しく響いちゃうね。

3〜6月の鑑賞記録

相変わらず久しぶりの更新。4ヶ月分。これだけ見てもまだまだマイリストが減らない。もっと本とかも読みたいのに。最近は夜早めに気を失う。あ、そういえば五輪は反対派です。中止だ中止!

■映画「パッドマン 5億人の女性を救った男」@Netflix

生理用品をインドに普及させた男の実話を元にしたやつ。気軽に楽しめた。

■映画「永い言い訳」@Amazon Prime Video

西川監督作品だけど、是枝色強いな…テーマも画面の印象とかも。悪くないけどもう一捻り何か欲しかった気がする。

■映画「アルプススタンドのはしの方」@Amazon Prime Video

なんか素人っぽいし演劇っぽいと思ったら高校演劇がベースになって映画化されてたのか。気軽には見れるけど…という感じ。

■映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序、破、Q」@Amazon Prime Video

一応予習として。色々思い出してきた。逆に言えば見たはずなのにほとんど忘れてた。自分はさほどコアのファンではないです。

■映画「シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版」@イオンシネマ長久手

見た!見たしいろんな人の感想とか考察を読んじゃったから何がそのとき感じたことかよくわからなくなってしまった。あまり良くない鑑賞スタイルやな。こんなにキレイにまとめてしまっていいんか、というのが後味。voygerが流れるところはすごくよかった。

■アニメ「新世紀エヴァンゲリオン 25話&26話」@Netflix

序、破、Qを見て予習したつもりになってたけど、これもやっぱ見るべきだったね…。

■映画「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に」@Netflix

いや、むしろこっちが最も見ておくべき作品だったか…。結局これを最後に見たので引きずる後味はこちらになってしまった…。そして自分にはそれでいいような気もしている。まだ庵野(&安野)にはついていけないのか…。

■写真エッセイ?「新写真論」

だいぶ前に買って途中で止まってたけど読み出せばかなりさくさく読めるし面白い。写真関連の本はちょいちょい読んできたけど最もライトで最も現代的な内容だな。このくらいサバサバしたスタンスを受け入れない人もいると思うけど、そういう人とは話あわなそう。

■映画「火口のふたり」@Amazon Prime Video

詳細な背景は調べていないが都合の良い官能小説みたいな流れだな、と思った。えっち。

■映画「凶悪」@Netflix

いろんな悪人がいるけどやっぱみんな共感できんわ。っていう気持ちと最後にリリーフランキーが言い放ったように善人ヅラしてるやつも結局同じようなもん、っていう気持ちが同居してる。姑の世話を押し付けられる奥さんだけがただただかわいそう。

■エッセイ?「断片的なものの社会学/岸 政彦」

断片的なものの大切さ、みたいな感じかと思ったしそう感じられる文章もあるんだけど、本当に断片感のままで通り過ぎていく感じのものも多く、ちょっと物足りない感じもした。

■映画「女が階段を上がる時」@Netflix

成瀬作品で何か見ようと。半世紀くらい前の作品でもちろん舞台は古いんだけどすごく見やすかった。内容はまぁまぁ。

■映画「アマンダと僕」@Amazon Prime Video

姪と暮らすことになった男の話。背景は暗いけど未来は明るい良い話だった。姪の子があまり美人とかでもないのがよりリアルでよかった。

■アニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」@Netflix

ながーい期間かけてゆっくりゆっくり見進めたので変な印象だけど後半でどんどんおもしろくなってきた気がする。映画版は抽象的な印象だったけど、アニメシリーズは結構設定が具体的でいいな。近未来の短編SFとしても面白い。少佐はちょっと露出多すぎ。

■映画「しとやかな獣」@Netflix

団地の密室劇としてすごくスタイリッシュでかっこいい。かなり昔の作品だけどパラサイトを何十年も先駆けてやってる感じ。演出も古いといえば古いけどかっこいい。

■映画「ザ・ライダー」@Netflix

地味だけどジーンとする物語だなぁ。あとで知ったけど役者が当事者だからなのか…。じゃないとこんなに上手く馬操れないよな。

■映画「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」@Netflix

アニメシリーズ見たところでこっちも見直したくなった。やっぱ別物といえば別物よね。ただアニメ見てからこっち見たほうがスッと入れる。

■映画「式日」@Amazon Prime Video

これはもうエヴァの一部やね。そして「あの時代」っていう感じがプンプンするね。なぜ岩井俊二なのかわからんけど。

■映画「イノセンス」@Netflix

ついでにこいつも再見。ちょっとふわっとしてついていけない。CGバリバリだけど中途半端で古く見えてしまう。

■映画「白い巨塔」@Netflix

名前は昔から知ってたけどようやく見れた。病院が舞台だけど医療っていうよりほとんど政治の話なんやね。

■映画「隔たる世界の2人」@Netflix

人種差別をベースにした短編ループもの。非常にうまくできてる。サラッと見れるし。

■映画「斬、」@Netflix

あれ、こんな小さいスケールで終わる感じなんだ…という印象。野火と非常によく似た印象だけど野火の方がよかった。

■映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」@Netflix

めっちゃ久しぶりに見返したけど…これはオトナになってから見るとウッとくるな…わかる…わかるよ…BGMのフォークソングもいいチョイス。

■映画「欲望の翼」@Netflix

あまり印象に残らなかった。同監督作としては割と有名だと思うけどちょっとインパクト弱いかな…。

■映画「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」@Netflix

ウッディアレンっぽい軽さのある作品なんだけど、悪くない。全然具体的じゃない感想だけど、ちょっとよかった。

■映画「血と砂」@Netflix

戦争にユーモア(ここでは主に音楽)で立ち向かう感じ、いいなぁ。担当楽器が呼び名とか。ただどこかのサイトにあった紹介文が思いっきり結末をネタバレしててちょっと複雑な気持ちになった。

■映画「マイ・マザー」@Amazon Prime Video

お年頃の親子関係ってバチバチだなぁ…各々の人生がメキメキっと枝分かれしていくような時期、とでもいうような。その感じはすごくリアルだった。

■映画「メランコリック」@Amazon Prime Video

まぁまぁ面白かったけど、どことなくチープな匂いがした。ヒロインが都合よく主人公に近づいてくる感じはファンタジー臭。

■映画「友だちのうちはどこ?」@Amazon Prime Video

ずっと見たかったキアロスタミ作品がアマプラに!で、代表的なこれから見たんだけど、感想としてはまぁまぁ。イランの子ども映画としては「運動靴と赤い金魚」が良すぎた。

■映画「そして人生はつづく」@Amazon Prime Video

ジグザグ道3部作の2作目。前作のメタ的な視点で語られてて構造はなんとなく面白いんだけど、全体としてはまったりしてて会話の細部以外はうーん…という感じで眺めてた。

■映画「オリーブの林をぬけて」@Amazon Prime Video

そして3作目はさらにメタっててかなり混乱する。とはいえ結局は登場人物の些細な言動を楽しむような作品、という印象。映画の暴力性とかも語れる構造かもしれんけどそういうテンションでもない。

■映画「朝が来る」@Netflix

特別養子縁組の話。永作博美の演技がすごく良かった。苦労を重ねながら強く生きてく感じ。ただ後半にいくにしたがってちょっと強引に話をまとめようとしているようにも感じた。

■映画「ホームワーク」@Amazon Prime Video

イランの小学校の宿題についてのドキュメンタリー。インタビューベースでちょっと淡々としすぎな印象。宿題が大変なのはよくわかった。

■雑誌「IMA vol.34 ヴィヴィアン・サッセン、その鮮烈なるビジョン」

強いなぁ…画が強い。何かサッセンのやつ1冊欲しくなった。

■写真集「A RED HAT/高橋 健太郎」

だいぶ前に買ってパラパラは見てたけどようやく最後のテキストパートも読み終えた。詳細な説明はここでは省くけど生活図画教育とスナップ写真は相性良いね。それがもっとしっかり説明されてても良かった気がする。

■映画「サウンド・オブ・メタル」@Amazon Prime Video

聾者のサウンド演出が面白かった。ただ終わり方がなんかモヤッとするなぁ…。

■映画「桜桃の味」@Amazon Prime Video

有名なやつだけどちょっと印象薄かったかな。自殺幇助のパートナーを探すっていうシチュエーションは面白いんだけど。

■映画「アップグレード」@Amazon Prime Video

いまっぽい絵作りのSF作品やね。まぁまぁ。評価は高いみたいだけどややインパクトに欠けるか。

■映画「パーマネント野ばら」@Amazon Prime Video

なんとなくネットでクチコミを見かけて。基本的にはほのぼのした感じなんだけど、終わり方でうまくスッと不思議な感じに持っていったな。菅野美穂が芦田愛菜の将来っぽく見えた。

■映画「私はロランス」@Amazon Prime Video

性的マイノリティーの主役とパートナーの愛憎劇。映画の尺もそうだけど物語上の時間も長く、特殊な関係ではあるけれど普遍的な人と人との縁の物語として面白かった。どんな関係も細かく見ていけばどれもスペシャルよね。

■雑誌「IMA vol.35 ミレニアルズからZ世代へ 写真形の未来」

発行回数が減ったのに伴って形式変わったのか…このスリーブ形式…イイモノ感はあるけど読む上では邪魔だな…こんなことで高い価格を維持しないで欲しい…。内容はシンプルになってるし文章もどれも適度な長さで読みやすかった。こういう時代なんやね、っていうのがよくわかる。

■映画「誰もがそれを知っている」@Amazon Prime Video

まぁまぁ面白い展開なんだけど、致命的なくらい似たような顔の人が多くて関係性が理解しづらい。男性も女性も。こういうのは多少説明的になってでもしっかり伝えた方がいい気がするそれによって物語の質は落ちないと思うし。

■映画「ビター・スウィート」@Amazon Prime Video

ティーンの青春モノにしては結構ダークな展開だった。やや中途半端な印象。13の理由とかに近いモノを感じたけど物足りない。

■美術展「絵 雨の雫/山口 由葉」@Gallery Valeur 

雨の日の車窓からのイメージらしいがちょっと抽象度が高すぎてふわっと見終わってしまった気がした。もう少し絵の中に具体的なポイントが欲しかった。

■ドラマ「ゼム」@Amazon Prime Video

人種差別問題をかなりホラーなテイストで描いたやつ。変にホラー要素入れるよりリアルな感じでやったほうが良かった気がする。でも被差別者からするとこういう恐怖を体感しているんだろうなぁ…。

■映画「サウンド・オブ・ノイズ」@Amazon Prime Video

おしゃれな映画やね。主役的な2人がなんであんな感じになって終わったのかはわからんかったけど、打楽器好きにはいい世界観だった。

■アニメ「愛してるって言っておくね」@Netflix

短いっていうのもあるけど全然印象に残らなかった。鉄拳のアニメみたいな印象ではあるけど鉄拳の方がキャッチー。

■映画「ゆれる」@Netflix

久しぶりに見た。いい感じでゆれてた。香川照之は大和田常務よりこういう繊細な男やらした方がいいんじゃないか。

■映画「ヤクザと家族 The Family」@Netflix

いま人気みたいだけど絵面のちゃんとした感の割にストーリーに面白みがなかった。

■映画「スポットライト 世紀のスクープ」@Netflix

評判の割に地味だし展開の意外性もなかった。短めのドキュメンタリーでよかったような…。

■映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」@Netflix

なんか評判良さそうだったので見たけどかなり大味な感じだった。まぁそういうもんか。全体的に絵が暗くて同じようなこと繰り返してるような印象だった。

■映画「わたしは金正男(キム・ジョンナム)を殺してない」@Amazon Prime Video

事実としては興味深いが、15〜20分で簡単にまとまりそうな内容。ドキュメンタリーの手法としての新しさなどは特になかった。

■映画「エンディングノート」@Netflix

実父の最期を記録したドキュメンタリー。何も特別なことはなく、どこにでもいる感じの家族だけど、こんな風に向き合えば死はこんなにもポジティブなドラマになるんだなぁ。

■映画「ボーダー 二つの世界」@Amazon Prime Video

すごい世界だけどほぉ…と見てたら終わっちゃった感じ。あの二人は実際にああいう見た目の役者なのかな。

■映画「ホテル・ムンバイ」@Netflix

内容のスリリングさもすごいんだけど3年前くらいに行ったエリアなので記憶と重なって余計にoh…ってなった。事実ベースなので釈然としない箇所もちょいちょい。

■ドラマ「マスター・オブ・ゼロ シーズン1」@Netflix

てっきり黒人ラッパーの話かと思ってたけど全然違った。ちょっと切ない展開もあるけど登場人物のユーモラスな感じで全体的に楽しげ。アメリカに生きるマイノリティの生活や文化が根底にあるのは興味深い。

■ドラマ「マスター・オブ・ゼロ シーズン2」@Netflix

前作の延長だけどかわらず面白い。ただヒロインのフランチェスカがちょっと都合よく扱われてる感じはした。

■ドラマ「マスター・オブ・ゼロ シーズン3」@Netflix

シーズン3はガラッとテンションを変えてシリアスで寂しげ。ほとんど定点撮影だしまるで別作品。でもちゃんと1~2を見てこれを見るべし。しずかに時間が堆積していくことの良さみたいなのを感じられる。人生をこういう感じで肯定できるっていいな。

■ドキュメンタリー?「アジズ・アンサリの”今”をブッタ斬り!」@Netflix

なぜかテーマソングがヴェルヴェッツでジーンとしてしまう。スパイク・ジョーンズは味のある撮り方するな。

■映画「存在のない子どもたち」@Netflix

いろいろ悲しいな…物語上はいいやつ悪いやつがいるけれど、根っこには国や地域全体の貧困問題とかがあるんだろうなぁ…。

■映画「最高の人生の見つけ方」@Netflix

予告編とか見たらだいたいわかる感じ。モーガン・フリーマンがこんな感じだとだいたいもうこんな感じよね。悪くはないんだけど。

■映画「わたしたち」@GYAO

小学生たちの派閥争いとかなんやかんやな感じはすごくわかるんだけど結末がもやっとする。もやっとさせる作りとして明確なんだけどちょっと物足りないかんじのもやっと感。

■映画「トータル・リコール」@Netflix

有名だけど初めてだった。だいぶ前の作品なので絵作りはチープに感じてしまうところも多々あるんだけど、そんなB級感も含めて好きな世界観だった。同原作者の映画作品でもブレードランナーよりこっちのほうがいいな。

■映画「ボーダーライン」@Netflix

緊張感あってハラハラするんだけど実はあまり展開がわかってなかった。もっとシンプルにしてもいいような。

■映画「ひとよ」@Netflix

設定は面白いんだけど後半の畳み掛けがちょっと不自然だったかな…。松岡茉優はいい演技するなぁ。

■映画「静かなる叫び」@Amazon Prime Video

事件のシーンは緊張感あるしモノクロの世界は美しいんだけど、ちょっと淡々としすぎててぼーっと眺めるだけになってしまった。

■映画「メイジーの瞳」@Amazon Prime Video

身勝手な大人に振り回される子ども…可愛そうだけど基本的には裕福だし生きていく術はいろいろありそう、とか思ってしまった。敵意を向けられるような不幸ではないし。

■ドラマ「地下鉄道 〜自由への旅路〜」@Amazon Prime Video

たまにホッとするシーンもあるけどずっと辛いな…。重く受け止めなければならない物語だとは思うけど楽しさ皆無…。先日見たゼムよりもリアリティあるし…。誰も悪気はなく、それぞれの信念で生きているのがわかるから恐ろしい。そしてThis Is Americaの使われ方にもアメリカの文化を感じた。エンタメと社会がちゃんと地続きな感じというか。

■映画「プラットフォーム」@Netflix

たぶんみんなCUBEとか思い出すやつよね。上から食べ物が降りてきたりとかこういう設定は面白いんだけど、終わり方がちょっと釈然としなかったかな。

お別れの一曲はAtta BoyのLuckyで。しんみり加減がなんか懐かしい。何かの曲に似てるのかな…。